「日本映画ネタバレ」の人気記事ランキング
●過去の映画レビューの目次はこちら
http://nanaoyoshi.seesaa.net/article/483792391.html
●七尾与史の新刊紹介
『イーヴィル・デッド/駄菓子屋ファウストの悪魔』
https://amzn.to/3FtJjGI
『無邪気な神々の無慈悲なたわむれ』
https://amzn.to/3G9PgYG
『全裸刑事チャーリー』(宝島社)
『偶然屋2 闇に揺れるツインテール』(小学館文庫)
https://amzn.to/3CGIqss
●オススメ動画
100本ホラー映画レビュー https://youtu.be/dqqyI-x-oFU
●内容紹介(映画.comより引用)
東野圭吾のベストセラー小説を原作に、福山雅治演じる天才物理学者・湯川学が難事件を鮮やかに解決していく姿を描く大ヒット作「ガリレオ」シリーズの劇場版第3作。
数年前から行方不明になっていた女子高生が、遺体となって発見された。警視庁捜査一課の刑事・内海によると事件の容疑者は、湯川の大学時代の同期でもある刑事・草薙がかつて担当した少女殺害事件の容疑者で、無罪となった男だった。男は今回も黙秘を貫いて証拠不十分で釈放され、女子高生が住んでいた町に戻って来る。憎悪の空気が町全体を覆う中、夏祭りのパレード当日、さらなる事件が起こる。
キャストには内海役の柴咲コウ、草薙役の北村一輝らおなじみのメンバーが集結。前2作に続いて西谷弘が監督、福田靖が脚本を手がけた。
2022年製作/130分/G/日本
配給:東宝
●サブチャンネル(印税生活ch)始めました
https://www.youtube.com/channel/UCHBlC-l1hsURJrlzlJLSbCg
Tweets by nanao_yoshi
↑フォロー自由にしてやってください
nanao_yoshi@nifty.com
↑お仕事のブッキングのご連絡はこちらへ
●チャンネル登録はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCQ7Lz8dhAvlH6_TvpYAc4Tg?sub_confirmation=1
●映画評価額
大人映画館料金1800円を基準にいくらまでなら出していいかで評価します。
1800円 金字塔(そのジャンルの最高峰レベル)
1700円 神作(数年に1度やってくる大当たり)
1600円 名作(その年のナンバーワンレベル)
1500円 傑作(その年のベスト5以内レベル)
1400円 優秀作(その月のナンバーワンレベル)
1300円 秀作(金を払っても損なし)
1200円 良作(オススメできる最低ライン)
1100円 佳作(そこそこ面白い)
1000円 及第作(映画館正規料金を払って許せる及第ライン)
900円 力作(惜しい! 映画の日の1000円なら許せる)
800円 凡作(DVD新作料金なら許せる)
700円 拙作(DVD準新作料金なら、まあ)
600円 愚作(DVD旧作料金でなんとか)
500円 駄作(金返せ!ライン)
400円 下作(絶望・茫然自失)
300円 ゴミ(鑑賞中断・殺意が芽生えるレベル)
200円 クズ(発狂)
100円 ゲロ(もうね、作品が嫌いというよりこいつを作っているヤツらが嫌い)
90円以下 Z級(もはや伝説。狙って出せる評価ではない。大半の人は理解できないが熱狂的ファンがつく。まさに逆金字塔!)
●PCで視聴してる方へ
画面右下にある歯車マークをクリックして
「1080p」以上を選ぶときれいな画像で
視聴することができますよ~
50代男性、小説家(ミステリ)です。また歯科医師でもあります。このチャンネルでは映画やドラマ、ゲームなどのレビューをメインにお届けしています。
#沈黙のパレード #映画レビュー #映画感想 #映画ランキング #小説家になろう #町山智浩 #シネマトゥデイ #シネマンション #moviecollectionjp #前田有一 #有村昆 #MOVIE WATCHMEN
・過去の映画レビューの目次はこちら
http://nanaoyoshi.seesaa.net/article/483792391.html
・100本ホラー映画レビュー
https://youtu.be/dqqyI-x-oFU
久々の探偵ガリレオ。原作は数年前に読みました。
(ネタバレ少々)
出来上がりの良いミステリーというのは、フェアプレーでありつつ簡単には真相がバレないという綱渡りの妙技ですね、しかも、真相が明らかになったときに「なんだ、そのていど?」というのは許されないという過酷さです(微笑)
本作は、そういう意味では、個人的には結構いい線を行ってるなと思いました。
仰るとおり、途中までは、ハウダニット(How done it?)が解決されれば犯人にいきつくと思わせておいて、それが解決しても、そう単純ではないぞ、という多段の構えが中々です。
「沈黙のパレード」というのは、作中の人々が真実に口を閉ざしている状況に対する比喩表現ですが、いわゆる黙秘権に対する一般人の感情にも触れている巧妙なタイトルですね。
「黙秘権」というのは、我が国でも多くの欧米諸国でも認められた権利ですね(憲法上の権利)。背景としては、近代以前(というか数十年前まで)自白が証拠としてきたという歴史があります。そのため、こいつは犯人に違いないと睨まれると、拷問や脅迫をおこなって自白を引き出すことが当然のように行われてきたわけです。(欧米では、魔女裁判が有名。自白するまで惨い拷問にかけ、自白したら火あぶり)
また、無実なら正直に話せば良い、というのは一般の感覚かも知れませんが、その「話し」や誘導尋問の答えにもとづいて捜査側が証拠を捏造することがありうる(あった)、という点についての反省もあっての「黙秘権」だと思います。
欧米のミステリー、警察ものの定番のセリフの
「あなたには黙秘権があります。供述した内容は、法廷であなたに不利な証拠として用いられる事があります。・・・」
というのは有名です。
結局、沈黙を貫き通すかどうかに関わらず、警察・検察が起訴に十分な物的証拠を示すことが出来なければ、無実扱いにするしかないということです。
ただ、一般人としては、「無実なら正直に話せば良い」というのは普通の感覚なのかもしれません。本作は、その辺りの事情も巧みに取り入れていますね。実際の事件・裁判でも容疑者の黙秘が取り沙汰されたことがありますね。
P.S.:
湯川学(福山雅治)、内海薫(柴咲コウ)、草薙俊平(北村一輝)の若々しさには同意です。「人間、30歳を超えたら、数字の歳より実年齢だよ」とかつて私の先生が仰っていました。
エンドロールは胸熱でしたね!
容疑者Xの献身など、過去作品を見てるからこそ分かるシーンもあるので嬉しいです!
内容は原作を良くまとめてあったので満足です☺
今夜のガリレオスペシャルと初恋の悪魔の放送時間が被ってます😭TVerが有って良かったです😮💨
この小説にはモデルにしてる事件があると思いますよ
北海道で起きた城丸君事件で検索してみてください、ほぼ同様の経緯と判決が下った事件があります
製作の経緯として司法に疑問を投げかける意図もあったのだと思います
レビューありがとうございます。ガリレオは話が進むたびに当初の「サイエンス要素」が心理トリックに趣を起きだす事で薄くなっていったのが残念でした。不可解な現象を科学による検証・解析で解明し同時に犯人の心理や動機までも暴き出すのが当時は新鮮でした。とりあえず映画を見た後この動画を拝見させていただきますね。
・のレビューのはこちらhttp://nanaoyoshi.seesaa.net/article/483792391.html
・ホラーレビューhttps://youtu.be/dqqyI--oFUx100本映画過去