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※ネタバレ注意!
スパイク・リー監督、デンゼル・ワシントン主演でリメイクが決定されている黒澤明監督の名作、『天国と地獄』。
この動画では、黒澤のサスペンス現代劇の最高峰であり、日本映画史上最高のサスペンス映画とも言える『天国と地獄』の誕生秘話を辿りながら、公開から60年以上経った今でも海外を含めて大きな影響を与え続けている本作の魅力に迫ってみたいと思います。
※お詫びと訂正
動画中で、助監督の森谷司郎氏の読みを「モリヤ・シロウ」としてしまいましたが、正しくは「モリタニ・シロウ」の間違いでした。お詫びして、訂正いたします。
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この映画をリアルタイムで見た人間としては、1番好きな場面は
電車のレールの音を喋るカタンカタン! 又見に行く
映画に纏わる話として楽しく拝見しました。惜しむらくは、映画に関係のない絵を使っていたことです。大金を描くのに「ユーロ札」、撮影地を探して日本中を旅する説明に「明らかに日本ではない場所の写真」、新人俳優山崎努の面接場面の説明に「西洋人や黒人」が出てきます。本作に関係のある絵だけを使えば、観る者を引き込むものになっていたろうにと残念に思います。
ワタクシは伊勢佐木町のシーンで権藤さんと竹内の火を貸して貰えませんか(たぶん)を見ていた戸倉警部の「あいつは正真正銘の畜生だ」というセリフと用心棒での権爺が捕まったと知らせに来た棺桶屋に刀の代わりに出刃包丁を差し「刺身にしてやる」と呟くセリフが大大大好きです。
黒澤映画は好きだけど、モノクロの超古い作品だし、出てくる俳優いつもと同じだし、と思ってなんとなく見てたらグイグイ引き込まれてしまった。
野良犬と共に黒澤現代劇でとても好きな作品です。
黒澤明が携わった映画は、
全作DVDで見たが、本作は
何度も繰り返し見ている。
ただ一つ気になる点は、犯人
の、山崎努が、自身の身の上
を、地獄の様な所に住む、
貧しい人間と思い込んでいるが、仮にもインターンの医者
ならば、何年か辛抱すれば、
その立場は、逆転するはず。
普通は、そう考えて、自ら
を鼓舞して生きて行ける
のではないか…?
車掌室や乗務員室の窓はスーツケースが投げられるほど開くけどね。
原田知世さんが映画「時をかける少女」で演じたのは芳山和子という少女の役でした。
和子は、大地震があった直後、まだ揺れが収まらないうちに「堀川醤油醸造所」へ向けて自宅を飛び出します。
「堀川醤油醸造所」というのは「吾朗の家」とされた民家です。
芳山和子は、そこで「醤油屋の煙突」を眺めるのですが、なんとその場面は、木下惠介監督の映画「二十四の瞳」のワンシーンのオマージュだけでなく、黒澤明監督の映画「天国と地獄」のピンク色の煙を吐き出す煙突のオマージュでもあったのです。
にわかには信じられないと思いますが、大林宣彦監督が夜間に「醤油屋の煙突」を撮影したことには理由があったのです。
それは、黒澤明監督によるモノロクの世界で「ピンク色の煙を吐き出す清掃工場の煙突」の映像のオマージュだったのです。
大林宣彦監督は、その後の場面で「西方寺普明閣の石灯籠」に腰かけて会話する場面を撮影しています。
「西方寺普明閣の石灯籠」は、もちろん小津安二郎監督の「東京物語」の冒頭に現れる「住吉神社の石灯籠」のこを想起させるための演出でした。
なんと、大林監督は、一連の映像で木下、黒澤、小津の3作品をほぼ同時にオマージュしていたのです。
最後の容疑者逮捕の十数分のシーンが大好きなんですよ。昔の横浜伊勢佐木町の景観を観られる上に阿片窟:黄金町を再現(?)したセットのやりすぎとも思える禍々しさ。その中にあってアイコンタクトだけで任務を遂行する刑事の統制の取れたプロフェッショナリズム。しばらく続くここのシーンの、セリフらしいセリフがなく、画の状況だけで魅せていくシークェンスの凄さ。初見では強い衝撃を受けました。黒澤監督の演出の巧さを特に濃厚に堪能出来るシーンだと強く思ってます。正に映画の神様の面目躍如、この異名は伊達では無い と心底思える仕上がりですよね。
黒澤監督の表情から、それを感じ取る山崎さんの感性が凄いと思います。
この映画で、犯人役を演じた山崎務さんは、大阪朝日放送制作の必殺仕置人の念仏の鉄が、私は好きですが、この映画は、山崎務さんの出世作だったと私は感動致しました。
確かこの時の山崎努氏は新人に近い存在だった筈。完全に主役の三船敏郎・仲代達矢氏らを喰っていました。
ラストは「凄まじい‼︎」の一言。
私は今年70歳ですが、何度観ても飽きない作品です。特に第2こだまの車内のシーンでの戸倉警部の適格かつスピーディーな指示は秀逸でした。
特急こだまのシーン、大迫力でしたね。カメラワークの凄さでもあるのでしょう。中井朝一(名前合っていますか?)さんを初め、名だたるカメラマンの話も次のチャンスにお願いします。勿論音楽家も(七人の侍のテーマ音楽大好きです)。投稿有難うございます。
黒澤明さんの作品にはまってます❤😊こんな世界に影響を与えた人は居ない❤😊😊😊
黒澤監督らしい特急こだま号のインテリアに着目した身代金受け渡しのトリック構成ですね。
151系こだま号を良く分析してあり鉄道ファンもびっくりです😢
山崎努、渾身のゴーゴーダンスがイカすんだよね。
驚異的な作品でした。あの特急電車のシーンは、未来永劫不滅です。しかし、あのように突出したシーンの出現は、黒澤以外の映画はもちろん、黒澤自身の映画でさえ、その存在がおびやかされることになったのではないか、と心配です。自らの作品でさえ、その存在を寒からしめるほどの出来栄え。それが、『天国と地獄』ではなかったか。
根岸屋をモデルにしたであろう、混沌としたあの飲み屋のシーンが印象的でした。薬の受け渡しも。
舞台の横浜に阪急百貨店ないので、高島屋になったのでしょうね。東宝映画の若大将シリーズでは、主役の田沼雄作が阪急百貨店の紙袋を持っていました。
本作は地元図書館にあったVHSで彼女と小さなTV+ヘッドフォンで鑑賞…
観終えたとき途轍もなく秀逸な作品だねと二人して感動した想い出
私もこの映画は大好きな映画です。
「シンドラーのリスト」はモノクローム作品ですが、作中でユダヤ人の女の子が着ていたオーバーにのみ赤色が付けられていました。これは「天国と地獄」で煙突の煙にのみオレンジ色が付けられていたことに習ったと思われます。スピルバーグは黒沢監督を大変尊敬していたと聞きます。彼へのオマージュでしょう。
スパイク・リー 天国と地獄に手を出すのか? まあ彼はオールドボーイ成功させたし信頼できる監督ではある が、タイトルが「ハイアンドロー」ってどうよ!
ソコは「heaven and Hell」でしょ? まあハイソサエティとボトムという意味を強調したかったのだな。 で、例のトリックどーするつもりだ?そこが一番気になる。
・・オールドボーイ映画版と言えばパク・チャヌク監督版だね♬ どちらもキャッチアイテムがトンカチ振りかざす主人公 なんだけど具体的なsatsu意はパク監督版のほーが上、トンカチの向き がね・・ スパイク、君が大嫌いなタラちゃんへ一矢報いたまえw
アメリカでも🎥ハイアンドローとして有名やなぁ。
素晴らしい作品だと思います。特に権藤邸でのやり取りや進一と再会するまでの前半は。
しかし犯人にもっと重い刑を科すために、逮捕できるのにあえて泳がせて殺人をさせる展開はどうなの?と少々疑問にも感じました。ポン中だったら命は軽いのかい?
○仲代が出るとクサい。
○黄金町の件が長くてダレる。
○将来の地位も収入も約束された医学生が、人を引きずり降ろすことを目的として、誘拐を企てることが不自然。
○使わざるをえない身代金に、証拠となるべき細工をされる可能性に心が及ばない不自然。
○子供に目隠しをしてなかった不自然。
まぁ不自然な点は多々あるけど、三船の存在感とよく練れた脚本で持ってるね。手洗い所の窓しか開かない151系がまだ走ってなかったら、身代金の受け渡しの趣向はパーだからね。
煙突の煙は黒澤映画初のカラー。
私は最後の犯人と権藤の体面のシィンが好きです。❤❤❤❤❤
仲代達也さんが七人の侍で通りすがりの素浪人役で苦労したそうで、黒沢映画には出ないと言っていました黒沢監督は見抜いていたのでしょう。
この映画で登場する多くの刑事たちが聞き込みするシーンの撮影時は冬でしたが、舞台の時節としては夏だったので演じる役者側は寒い中、半袖の開襟シャツなどの軽装で大変だったのですが、この寒いさなかにどの様に暑さを表現するかを見たくて監督はそのシーンでは敢えて演技指導を行わなかったそうです。
又、映画公開時だけでなくTV放送された後にもこの映画を真似た(身代金の受け渡しを電車の窓からでなく高速道路から鞄を投下させる)誘拐事件が発生しており、影響力が取り沙汰されていました。
この映画を見た小原が吉展ちゃん事件を計画した
という話を後から聞いた黒澤監督がどう感じたのか気になる
私は邦画では「天国と地獄」「復讐するは我にあり」「紀の川」この3作品は何度も観ていますが飽きがきませんね😊又洋画では「太陽がいっぱい」です😊
助監督の森谷司郎は、モリヤ・シロウではなくモリタニ・シロウです。参考文献を明示していることを評価します。
私は現在78歳で四捨五入したら80歳です。確かに当時は、国立大医学部の入学金は1500円で学費は毎月千円でした。100人くらいの同級生にも20%くらいは開業医の姉弟もいたが自家用車に乗っている同級生はごく少数だった。まあ、こう言う設定にしないと映画のシナリオにはならんでしょうしね。松本清張の悪い奴らの設定も似たような無理はある。関係は無いですが。
私は医師だが、この映画の山崎努のような犯罪をすると言う感じは全くない。realityがあるように見えて実際は、医師の卵がこのようなことをするとは思えず考えもしないだろう。犯罪をしなくても医師として普通に稼げば良いし、麻薬がそんなに簡単に一介の研修医に入手出来ることは困難です。