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●取扱作品
作品名:『すずめの戸締まり』
予告編:https://youtu.be/FVU0zESXS5c
公式サイト:https://suzume-tojimari-movie.jp/
劇場公開日:2022年11月11日(金)
©2022「すずめの戸締まり」製作委員会
00:00 はじめに
01:03 基本設定
01:22 どんな映画?
04:54 三部作について
08:40 テーマ
10:43 中盤以降について
13:49 ラストについて
17:38 さいごに
なお発言は全て、私の所属団体に依らない個人的なものです。
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#すずめの戸締まり #新海誠
風景に力を入れているからこそロードムービーがよくマッチしてる。懐メロもよかった。
背景でどこか分かる描き分けが凄かった…最初の鈴芽がいる廃墟と年齢逆算で気仙沼だって一瞬でわかって、勝手に鳥肌たててました
正直、物語の起承転結的には凡庸なエンタメ作品に映りました。
しかしながら東日本大震災というセンシティブなテーマを正面から描いた上で、それをあくまでエンタメのフォーマットに上手く落とし込んでいる所にこの作品の最大の功績があると思います。
万人受けしない重たいテーマと万人受けするストーリー展開でバランスを取っている印象です(どっちも攻めるとそれはもうエンタメの域を超えてしまい、観る人がかなり限定されてしまうかと)。
「震災をエンタメで取り扱うな」という声もあるとは思いますが、より多くの人に新海誠監督の「想い」を伝えるには最適なフォーマットだったと自分は思います(茶化してるわけでもないですし)。
今この作品を上映する事に意義があり、今この作品を観る事に価値があると感じさせる作品でした。
またこの重たいテーマを上映館数400を超える超大規模映画でやるところに、新海誠監督の気概を感じました。
まじかよ
いやもう普通につまんなかった…
君の名はからだんだんつまんなくなってると思うんだけど
今作を批判してる人は実際には被災してない人が被災者の気持ちを想像して代弁しようとする正義感から批判してると思う。正義感を感じるから悪いことでは無いけど、実際に被災してる側からすると、むしろ被災してない人ほど素直に物語を理解して見て欲しい作品だった。
個人的には最初草太が椅子に座るとこは「よく勝手に、しかもその勢いで座れたな(足3本やのに)」と思ったぐらいで、約2時間あっという間に楽しめました。
被災地の人間だけど、とても良かった!
被災地の人達は皆が思う程弱くはないよ。
賛否両論あるし、トラウマの人もいるだろうけど前を向いて進まわないとね。
今回が星を追うこどものリベンジだとしたら次回は星の声のリビルドみたいなのやってくれたらおもしろいよね
感動できなかった。
しっかりと戸締りした後なら、思い切って別の扉を開けることができる。新海誠さんも、ようやく戸締りができたのではないかという気がしました。
観たくなりました!
四国のあの子がウルスラで神戸のおばさんがオソノさんぽかったです。芹沢はトンボ?
監督も良いですが、監督を支えるキャラデザイナー、背景デザイナー、CGデザイナー、アニメーションデザイナーの方々のレベルの向上も見どころですね
すずめの戸締まりは確かに2011の震災や熊本、関東大震災のことを使っているので被災者の方々には不謹慎ではあると思いました。でも数年後には必ず起こると言われてる南海トラフ大地震に対して今回の映画の公演は妥当であるとおもいました。また最後の常世での草太の発言の「生と死は隣り合わせ。」という発言もいつでも起きる可能性があると私は考えました。否定的な意見があるとは思いますが私は今回の映画を見てこのように思いました。
ネタバレ注意
すずめの戸締まりで、「君は誰」というシーンがあり「忘れかけていた「君の名は。」」を思い起こすシーンがあった。
新海誠監督作品で1番好きな作品になりました。
最近生きるのが辛く感じてた自分には心に突き刺さったし、生きる勇気をもらえました。
終盤のシーンはボロ泣きでした。
映像は相変わらずキレイ。作画もぬるぬるで良き。
草太くんの声優は何か微妙だった。
ただ扱った題材、今回はこれが一番個人的に来たと思う。
感覚的に良いと思える「君の名は。」とは違った作品だったけど、
やはり題材、これを真正面から取り入れたのが良かった。
あらゆる場面で美しい映像を見せてもらったけど、東京にミミズが落ちかけるところが恐ろしくて、そしてあまりにも美しすぎて涙が出た 綺麗なだけじゃない美しさほど心を打つものはない
ここに行きました
この人に出会いました
戸締まりアクション
このリズム好きw
好きな相手を見つけるために、3作品とも裸足だったり、自転車だったり、バイクだったり、車など様々な移動手段で、何としても追い求めてやる、という表現もいいですよね。
面白かったんだけど色々納得行かない場面があってモヤッとした作品だった。前作、前々作程の衝撃は無かった。2回観に行こうとは思わないかなー。
新海誠監督は、映像作家としては天才だと思っています☆
『雲の向こう、約束の場所』で3.11を半ば言い当て、社会の分断も予言(当たっちゃった?)しましたし・・・。
日本の映像作家で、ここまで高い教養というか、世相を読み解く力のある人、いますかね?
新海作品の「とんでもなく遠い距離に走って一瞬で辿り着く」のが大好きだから今回も沢山見れて良かったです笑
被災地を何度か訪れた者からすると、もう一歩踏み込んで描かれていないと、心に響かないということが分かりました。
以前「『天気の子』〜物語の起点」という新海誠監督の講演会に参加したことがあります。
その中で印象的だったのは「本当に一緒懸命作った作品が袋叩きに遭ったとき(「星を追う子供」だと思われます)布団をかぶって一週間泣き続けました」という趣旨の発言を、監督がされていたことです。
小さなすずめが「あなたの明日」にたどり着いた姿が、布団を被って泣いていた監督が、立ち上がってこの映画にたどり着いた姿にシンクロして感じられます。
新海さんは、もう今の年齢では赤い糸伝説に対して君の名はの時のように熱を持てないとおっしゃっていますが、私はむしろすずめの戸締まりの方が赤い糸伝説のように思えました。
君の名は、天気の子、すずめの戸締まりでは、一方が一方の命を救うという話になっていますよね。最初は好きな人の命を救う為にした行動が、災害そのものを無くした話。
そして二番目は、愛する人を助ける為に雨が降り続く日常を選んだ話。
そして本作は、自分が要石になると、愛する人を助ける為に自分が犠牲になるとすずめは言った訳です。
ここでダイジンはハッとして、要石に戻った。
新海さんが意識しているかどうかは分からないけど、三部作において、人それぞれにおいてどの命を大切にしたいかというのがあると示しておられる気がする。
世界全体で言えば、命に軽重があってはならない。けれども個人には、大切にしたい命がある。自分より大切な命があり、その人の存在が死を恐れさすようになったという台詞もある本作は、赤い糸伝説そのものだと私には思えました。
そして、男女二人で要石を2つはめる事で災害を封じ込めたというのも、何か神話的な話になっていると思いました。
今年、岩手宮城へ旅行に行ったので芹沢のセリフに対する鈴芽の反応は少なからず共感できました。整備された10年後の彼の地はぱっと見綺麗なだけなんですよね。この作品を見られて何かを感じられた方はぜひ足を運んでいただければなぁと思いました。
ジブリ=日本のアニメーションのバウハウス(現代建築の学び屋)。
宮崎駿が凄すぎたんですよ。
私はすずめの明日のセリフ聞こえなかったの悲しい
すずめさんは神様ですから良い人しか現れないという事で万事おさまります。
という事でどうでしょう?
同様攻めたレビューですね!刺さりました。
キレイのシーンはほんとに刺さった。あのシーンの風景画ではおそらくだけど右上に1Fがちゃんと描かれていたと思います。震災を知らない人にとってはきれいに見えてしまうんだとハッとさせられた、風化させちゃいけないんだなっておもった。こういう考えが新海誠が意図していたものかわからないけどそういう風に受け取った
正直これくらいならTwitterで注意喚起するほどではないと思った
君の名は、天気の子、すずめの戸締りの3作品若年層の自分の成長と併せて楽しめました。(今年19)
題材となった被災県の人間なので、映画鑑賞後は3.11について会話をする周りの観客も多かったです。
3.11で開いた監督の後ろ戸が、ようやく閉じられたのかな…と思いました。
でもその間に、泣きじゃくっていた4歳児が高校生になるまでの時間が経ったのだなぁとも。
前2作の功罪両方を落とし込んだ傑作でした。
また新海誠の映画いつか出ますかね?
転の部分がセンシティブで、これを描いてしまっていいのだろうかと思っていた部分があり飲み込みづらくはあったのですが
茶一郎さんのレビューを聞いてこの作品をすっと飲み込めて、映画館でまた鑑賞してきたいと思います。
芹澤くんの「綺麗だったんだな」に対する、すずめのはっきりとした嫌悪は
スクリーンを通した観客にも突き刺さるいいシーンでしたね。
君の名は。から繋がる3作が戸を締め未来に向かう決意となった新海誠作品が
今後どのような道をたどるのか監督のこれからの作品が楽しみです。
「この辺に、廃墟ない」と言ったのが、ハゲたオヤジだったらこの物語はスタートしない、
最後のすずめが過去の幼い自分と向き合う所が1番涙腺ぶわっなった
廃墟の雰囲気が本当に刺さったわ
題材が攻めた物でしたが、そこをタブー視せずに攻めきった監督を凄いと思いました。監督が本当に伝えたかった事は「行ってきます」「おかえり」が言える日常。それがある幸せなんだと思います。4歳の鈴芽に「私は、すずめの明日」と語りかける場面からずっと鳥肌と涙が止まりませんでした。
1回目見た時は、新海誠最終作、どんなもんよ?的な斜に構えた目線で見た。どちらかと言うと、君の名はで評価が跳ね上がった新海誠監督のことを批評的な目でみてた。それでも、震災、3.11のシーンは泣いてしまった。それがこの作品が良かったからなのか、震災という日本人として琴線にふれてしまうものが出てきたからなのかわからなかった。このレビューを見て、もう一度素直に見に行ってみようと思う。
もしかしてだけど、日記の黒塗り潰しって鈴芽が見た津波そのものなんじゃないか?津波って黒かったよな
正直、新海さんは震災を描くには早かったんじゃないかねぇ。。
浅かった。
11月11日公開というのも粋ですよね
3.11から11年経った今この映画を観れたのはとても良かったですし、記憶は風化させてはいけないなと感じました。東日本大震災があったとき、僕は5歳でした。だからもう覚えていません。僕だけでなく、震災を”覚えていない”、”知らない”世代が増えてきました。でもまた災害はいずれ繰り返される。そんな時に寄り添ってくれる作品だなと感じました。数年か数十年経ったらまた注目が集まる気がします。
個人的にはファンタジーですが色々とストーリーに納得出来た映画でした。
とにかくタイトルまでのオープニングは、非の打ち所がなく鳥肌が立ちました。
贅沢な希望としては、もっと日本各地を回って冒険して欲しかった事とダイジンが鈴芽と幸せになるエンディングが観たかった。
例の芹澤のセリフと鈴芽の反応の違いですが、これが今現代の被災者の方と被災にあってない方のリアルな感覚でないでしょうか。
時間と共に風化しつつある震災の記憶を遅らせようと、新海監督なり挑戦しているように感じました。
コメントするだけでも勇気がいる映画なのに、こうやってレビュー動画を上げて下さった茶一郎さんに感謝!
正直そこまで良い映画だなとは思えなかったのですが、この動画の解説を聞いたことで見方や受け取り方が良いものに変化しました。
もう一度観たくなりました笑
命を捨てても惜しくないというスズメの理由
草太について行って家出までしてしまう
スズメの衝動的ともいえる行動(力)
物語の展開の多さと
主人公の心理に追いついていけなかった
(とはいえあれ以上の長尺は客が持たない)
裏設定は色々あるのでしょうが
映画一本に収めるならお茶の水までで前編、
失ったものを取り戻しに行く後編に分けるくらいの内容でした
すずめと自分の境遇というか家庭環境が似すぎてて、あのサービスエリアでのやりとりは本当に堪えるものがあった
君の名はと天気の子のノリで見ようとするとあかん作品だったわ。
最初テンポ早くてロードムービー感出てきたあたりでゆっくりなったりして上手く没入できなかったなあ
2人の恋愛心理も唐突でなかなか共感しづらかったな。
あと椅子アクションはちょっとシュールだった😂