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「本物の時代劇」にこだわった黒澤明監督の執念で撮り上げた『七人の侍』
三船敏郎の野生味溢れる魅力と、全編にみなぎる躍動感。
今でも「日本映画の最高傑作」として名高い作品です。
●今回の映画
『七人の侍』
(1954年 日本)
監督 黒澤明
脚本 黒澤明
橋本忍
小国英雄
製作 本木莊二郎
出演者 三船敏郎
志村喬
津島恵子
木村功
加東大介
宮口精二
稲葉義男
千秋実
土屋嘉男
藤原釜足
音楽 早坂文雄
撮影 中井朝一
編集 岩下広一
製作会社 東宝
配給 東宝
公開 日本1954年
イタリア1954年
フランス1955年
アメリカ1956年
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[解説] チェン・スウリー/[エンディング音楽] 駒形 英王
[ロゴデザイン] 近藤 ちはる/[イラスト] 二階堂 ちはる
●関連作品
『風と共に去りぬ』
『荒野の七人』
『道』
チェン・スウリー
日本在住の台湾華僑3世
NHK『詩のボクシング』初代東京都代表
劇団主宰/Xアカウント @CHEN_ShuLi
#七人の侍 #黒澤明 #映画紹介
寿命の短い時代。
もっと全体的に若くても。
上映時間も3時間27分と長く
テンポも良いわけじゃない
だけど飽きずに何度も観れる
天才の為せる技でしょうね
この映画撮影時、マイクが良くなかったと言割れており、
よく聞き取れない部分があるのですが、海外向けだと字幕が入るので、
日本人より外国人の方がこの映画を受け入れやすいと言われています。
黒沢時代劇は他の映画に比べて髷が小さいのが特徴ですね。
「昔の人間があんなようかんみたいな髷を乗っけてるはずがない。」
と言っていたそうです。
私の一番大切な映画です。
「荒野の七人」もカッコいいけれど「七人の侍」には勝てません(あくまで私の感覚)。
三船敏郎さんの破天荒で野性的な演技が無かったら、この映画の魅力の殆どが喪失されていたように感じます。特に与平役の左卜全さんとのやりとりは絶妙でした。
映画の中にはあらゆる道徳が詰まっていて、武器を放棄した農民に「人を守ってこそ、己を守れる。己の事しか考えない人間は己を滅ぼす奴だ」と勘兵衛が諭した台詞は、私の心の宝物です。
買い物で少し損したと思っても誰かの利益になって、それがまた自分に還元される。そう思うようにしてます😅
ラストの土饅頭のお墓に刀が差してあるシーン。
痺れます。
この映画は、観た人それぞれに感動がある映画です。名シーンも多すぎるくらいにあります。
語りたいことがありすぎる大作であり名画なんですが、個人的には宮口精二さん演じる静かなる凄腕の剣客に強烈な衝撃を受けました。
己のやるべきこと以上の事を、命を賭してやり遂げる姿は、あまりにも凛々しくて愛にあふれる姿でした😢
4:00 さんざん農民たちをバカにしていたつながり眉毛のチンピラのひとりが
「(農民たちの苦しみを)わかってねえのはオメエたちじゃねえか!」ってつめよる場面で
即号泣。(^^) 「七人の侍」は何度観ても観飽きることのない正真正銘の名作です。
無粋ですが 14:40 「カムイの剣」ではなく「カムイ伝」では。云い間違いかな。