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☆イントロダクション
第74回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品されたスリラー。先祖の墓の位置が悪いからと助言された裕福な一家が、先祖の棺を開けたことで怪奇現象に悩まされる。『プリースト 悪魔を葬る者』のチャン・ジェヒョン監督は、本作のために葬礼指導師の資格を取得した。出演はチェ・ミンシク、キム・ゴウン、ユ・ヘジン、イ・ドヒョンら。
☆あらすじ
ファリムは、ある裕福な在米コリアン家族から、代々罹患する謎の病について相談される。先祖の墓の場所が悪いというファリムの指摘に、彼らは墓を掘り返し、棺を火葬しようとする。しかし、先祖の棺を開いてしまい、飛び出した悪霊が怪奇現象を引き起こす。
☆スタッフ&キャスト
監督 / チャン・ジェヒョン
出演 / チェ・ミンシク、キム・ゴウン、ユ・ヘジン、イ・ドヒョンほか
☆監督紹介
チャン・ジェヒョン
1981年生まれ。短編「MALEY FROM INDIA(英題)」(09・未)で監督デビュー、『プリースト 悪魔を葬る者』(15)で興行的にも大きく成功し、『サバハ』(19)で青龍映画賞と大鐘賞の監督賞/脚本賞にノミネートされた。その他の監督作は、短編「BUS(英題)」(10・未)、短編「12人目の助祭」(14)など。その他の脚本作は、『時間回廊の殺人』(17)。
00:00イントロダクション
01:02 企画経緯
02:00 前半と後半のバランス 幽霊が”映る”演出
04:37 本作重要な要素:水と火
05:43 韓国における風水学
08:14 風水師と葬儀師のイメージ
09:25 キャラクターそれぞれの役割
11:09 次回作の構想
11:29 韓国と日本、二つの”痛い歴史”
13:43 キーワード・恐れ
14:52 エンディング
「破墓 パミョ」。韓国で大ヒットも納得の傑作だと思いました。
名優が揃って各キャラを演じていましたが、個性のほか役割的なものもしっかり整理され、
さらに新旧の世代間の図式まで描かれていたとは。なので解りやすく面白かったのですね。
おっ!ジャガモンド斎藤さん!