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#空白 ネタバレなしレビュー
☆添田と花音の絵についての評論
宮台真司さん 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75997350U1A920C2BE0P00/
0:30 前回の考察の補足
2:50 創造(アート)による救済
6:10 謝罪による救済(片岡礼子さんヤバい)
8:10 感謝による救済(奥野瑛太さんヤバい)
10:25 花音はマニキュアを万引きしたのか?
15:55 マニキュアの色の意味は?
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☆コンテンツ全部見東大生とは?
大島育宙(おおしま・やすおき)。東京大学法学部卒。タイタン所属のお笑いコンビ・XXCLUBのメンバー。「ドラゴン堀江」「Qさま‼︎」「さんまの東大方程式」「ネプリーグ」「クイズ雑学王」「ウチのガヤがすみません‼︎」「潜在能力テスト」他、TV・ラジオの出演多数。このチャンネルでは映画・ドラマの考察、書評、受験生向けの勉強の話などをしています。即時性の高いレビューに定評があり、『あなたの番です』考察では日本全体の急上昇ランキング5位と8位を記録。『シン・エヴァンゲリオン』レビューでは日本全体の急上昇ランキング2位を記録。次は1位を獲ってみたい。
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#古田新太 #松坂桃李
まだの人は1本目の考察を先に聞くのがおすすめ↓
https://youtu.be/zkirmXqoqnI
目次
0:30 前回の考察の補足
2:50 創造(アート)による救済
6:10 謝罪による救済(片岡礼子さんヤバい)
8:10 感謝による救済(奥野瑛太さんヤバい)
10:25 花音はマニキュアを万引きしたのか?
15:55 マニキュアの色の意味は?
一回目で透明なマニキュアとらないよな ってなるのがちょっとわからないです…
あと誰も言わないけどトラックの運転手や会社の人が全然出てこないのがなんか気になりましたけどどうですか?
1本目に引き続き、納得しかないレビューでした。
緻密なキャラクター設定、表裏一体な世界を表現する脚本、「伏線回収」でスッキリ!ではないが天丼で深まる描写の数々、田舎町のリアル(ハイライト・青柳がバスで実家に行くのに現場を避けたくても迂回できないこと・近くにイ○ンができることw)、奇をてらっていない映像美、全てにおいて絶妙な映画だと思いました。
唯一の欠点は、エンドロールが短いことです。
スーパーのおじさんの「自分のことしか考えられね〜や!」が軸だと思いました。みな自分の空白を埋めるために自分のことを考えて行動しているなと。
自殺した女性の母親も、自身の尊厳を保つために大人の対応をしたのだと解釈しました。登場人物皆が自身の恒常性を保つために日々活動しておりそれを観察する映画かなと思っています。
片岡礼子さんの表情が素晴らしすぎた。
苦しくて死ぬかと思った
由宇子の天秤を語って欲しい。
「空白」も確かに素晴らしかったが、色んな意味で由宇子の天秤の方が一枚上手のように感じた。
今年の邦画は例年以上に強い気がする。
父も怖かったけど草加部のシーンが毎回恐怖映像だった
鋭いですね。
確かに、号泣、感動みたいな感じではなかったです。イタイ感じ、みたいな、、、
それにしても、割りが合わなさすぎる救済。
青柳の「近くにイオンもあるし、こんな店潰れても誰も困りませんよ」こんな何気ない台詞にもきちんと答えがあり、監督の脚本力に驚くばかりでした
カノンの万引きの真相やアオヤギの性的なことをしたかの真相って不自然で、友達にそのこと話したら、「?」みたいな感じだったので、動画見て、そうだよなあ!って思いました。
わたしが大島さんに救済されましたww
視聴者が勝手なカテゴライズを無意識にしていたことにハッとされました。
世の中にいる、見た目や職業に対して偏見を持つのも同じカテゴライズの暴力ですよね。
こんな完璧なレビューされたら他の人みんなレビューできないです!!
ネタバリありのレビュー待ってました!
物語は誰がどう解釈しても間違いはないと思いますが、カテゴライズすることのナンセンスさ、コミュニケーションの矢印の暴力の描き方、ソエダとカノンの矢印が繋がった救済のところの話は、自分も深く見てたつもりですが、考えなかったので、すごく深い考察で鳥肌たちました
花音ちゃんは自己主張・自己表現を封じられて育ったはず。
透明なマニキュアは精一杯の自己主張を象徴していると思いました。
添田夫婦が離婚する際も、母についていきたい意思を言語化はできなかったんだろうな。
でも、父を孤独にしたくないという気持ちも数%はあったのかな‥、人の心は0か100かではないから。
などと考えてしまいます。
うまく言えませんが、話の中心が事故と死であるものの、日常生活におけるそれ以外の苦々しい出来事や辛い出来事に置き換えて、考えられる作品と感じました。
それぞれの人物のいくつもの苦しみの中で、楓さんのお母さんの場面や、添田がレストランで元奥さんに謝る場面(あそこで謝れる人って、実はそんなに多くない気がします)での奇跡的なコミュニケーションが、転機になっていくところがドラマチックに思います。現実ではなかなか起こりえない場面ですからね。
焼き鳥弁当の感想の場面は、現実でもそういうことってふと起きそうではあるように思います。もちろん、ここも良いシーンですが。
そして、最後に絵が届いて、その絵を目にしたところが最も美しく、そこで終わるのがとても素晴らしいなと思います。
ラストシーンが1番印象的ではありましたが、見ている時は辛さ苦しさが際立つ作品、でも現実にもあることで的確な表現だと思っていました。しかし、時間が経つと、その負の思いの中に転がりこむ、些細な瞬間かもしれないけど、まさかそんなことが起きるなんてということの方が、鮮やかなように感じました。
草加部さんについて、自分は最後の方まで「自分の正義・善意を押し付ける空気の読めない一方的なおばさん」と思っていましたが、最後にドン臭いおばちゃんがカレー鍋ひっくり返して、その始末をしながら涙をこぼしていた姿を見て、「あ、この人は自分が空回ってる事に気づいてるな。自分の思いと周りの人の思いが全然マッチしない事を密かに苦しんでいるんじゃないかな?」と思いました。
今回の動画では草加部さんについては深掘りされていなかったですが、果たして「ただの親切押し売りおばさん」なのかどうかの考察が聞きたかったです。
個人的には花音が万引きをしていた可能性が高いと解釈しました。
理由としては、花音が盗んだとされるマニキュアが透明であると名言されている点が挙げられます。
「初めて盗むマニキュアの色が透明というのはありえるのか?」というのと同等以上に、「本当は盗まれていないマニキュアの色に透明を選ぶのか?」という点は大きな疑問です。
咄嗟の判断で性加害に及ぼうと少女に冤罪を押し付けようとするとき、果たして盗まれたとするマニキュアの色として透明を選べるのかどうか。
またそれを知った母親はマニキュアが透明であるという事に相応の説得力を覚えていました。それにより万引きを捏造だとは考えていないというのも、万引きの蓋然性が相応に存在することのある種の状況証拠と言える気はします。
もちろん作劇としてはその点を不明瞭にする演出がされているのは事実ですが、少なくとも作品内での事実を踏まえると万引きの有無が50/50よりは大きく万引きをしていた蓋然性に偏るのではないかと思われます。
(もちろん50/50でも99/1でも確実に言い切れないのであれば意味としては変わらないという解釈も成立するでしょうけれど)
それよりも本当に判断が出来ないのは、「青柳が花音に性的な加害行為をしようとしたのか」「本当に過去に性犯罪での逮捕歴があるのか」の方かなと思います。
青柳が弁当屋にブチ切れてそのあと泣きながら謝罪するのは一見、事件等のストレスがかかりすぎた反動にも見えますしその可能性が高いのですがそれが青柳の性質となるならば以下も可能性としてあるかな?
万引きに悩まされていた(過度なストレス)青柳は万引きをしたであろう花音に対してストレスの反動が出て店を出てないのに手を引っ張って事務室に連れていきストレスの捌け口として怒鳴ったり性的な悪戯など花音に全てのストレスを向けた可能性がある。
性的な悪戯はなく怒鳴ることは万引きに対して行った正義の行為として仕方がないと思うにしてもふと我に帰った時にあそこまで言わなくてもいいんじゃないか、それによって走って逃げてしまい悲惨な出来事がおきたと自責の念に駆られる。
最後の和解?のシーンで泣き崩れたのは添田と少し通じ合ったのとそれに伴い自分の罪をなすりつける場がなくなったためではないかな?
思い出した、題字、赤松 陽構造でした。
この手の映画のレビューはやっぱり大島さんピカイチですねぇ。。添田がテディベアの中のマニュキュアを発見した時のリアクションが全カットされてる理由の考察とか特に。。。皿洗いながら感嘆の溜息がダダ漏れでした。。
深ぇよ
古田新太さんが娘の隠していたマニキュアを発見するシーンで気になる所があるのですが、発見してしまった場面で古田新太さんの描いた娘の肖像画の瞳が、暗闇の部屋から「見られた…」というような様子で居るはずのない娘があたかもその場に居るかのような作りになっており、個人的に作中最もゾッとしたシーンでした。このシーンは作中前半、田畑智子さん演じる母親が娘の事故現場に設置されていた選挙ポスターに向かって「見られてる気がする」と言ったシーンと対になっていると思われるのですが、あまり言及されている方が居ないので、機会がありましたら大島さんのご意見も是非お聞きしたいと思っています。
担任の趣里さんの暴力性が刺さりました。担任は添田と同じです。
松坂桃李が自殺未遂の直後に古田新太が電話で自殺と聞いて松坂は生きてて何秒か、あれーって思っちゃいました。
9:30 ~ 是枝監督の空気人形を思い出しました。