シネコトさんの動画もコメント欄も見てて居心地良い。ほかの動画の視聴者と比較するのも野暮だけど、頭ごなしに否定や肯定する方が少なくお互いの意見を尊重して評価されているコメントが多いように感じます。

本当にシネコトさんの言う通りで、ロードムービーなのに訪れる場所の地域性や特徴が描かれないんですよね。しかも出会った人達との交流がすずめの中で活きてくることもない。あれだとトム＆ジェリーみたいに面白おかしくダイジンを追っかけてるだけになってしまってますね。あれをダラダラやるんだったら、前2作みたいにRADWIMPSの音楽かけてダイジェストのようにテンポよく見せてくれてった方が良かったなあって思ってます。

2回見て2回とも不覚にも泣きました。
今年ベスト2の映画でした。
ちなみにベスト1はRRRです。

私は3.11当時幼少でアメリカにおり全く知りませんでした。震災のことは帰国後、過去のこととして知りました。(被災者の方々は今でも過去のことではないかもしれませんがご了承ください)
そんな直接経験していない(当時の日本の雰囲気を様子を知らない)私へは全く響きませんでした。
うぷ主さんは観客への信頼が無さすぎるとおっしゃってましたが、私は直接経験していない人へや被災者へ配慮がなさすぎると感じました。
具体的には、被災者への配慮なのか3.11への深堀が一切なく、当然知っている前提で進んでいて感情移入できませんでした。
主人公の被災を具体的に全く描いていませんし、動画内にありましたが、主人公から被災者感を全く感じませんでした。これでは3.11被災者からの支持は得られず、知らない人にはよくわからないという、エゴの塊の様な作品に感じました。

説明し過ぎで疲れる映画でした。

芹澤の歌うシーンが続いたシーンがノイズに思い失速を感じました。(後に芹澤＝神木だと知って良くも悪くも新海誠の神木愛が伝わってきた)
他にも、ダイジンが作品を締める為の道具にされた感や無理矢理喋ってそうな方言など、いくつか違和感がありましたが、
前作と比べて主人公の背景がよく描かれていたと思いますし言動にも感情移入しやかったです。椅子によるアクションも斬新で良いなと思いました。

その一方で、主さんの「こうすればもっと良かったかも」という批評は自分じゃ気づけなかったながらも、どれも腑に落ちるモノばかりで良い感想だと思います。

私は今作のメッセージ性に感動して生きる力をもらい、昨日までは肯定派だったのですが…

よくよく咀嚼して考えてみると…
ミミズ退治のストーリー設定と、3.11の理不尽さを受け入れるメッセージ性に根本的な矛盾を孕んでることに気が付き焦燥が走っています
これ新海監督とんでもなくやらかしたと思います(汗)
映像と音楽と雰囲気と先入観で騙されてましたが、最後の常世でスズメが能動的に要石を刺して地震を封じるなんて訳分かんないんですよね
感のいい被災者なら、「3.11のトラウマ抉られながらファンタジーの力で地震抑えて最後は現実を受け入れて歩いて行こう」という意味不明な結論にたどり着きます
その癖作品から発するメッセージは限りなく正しいので、無意識のうちに肯定させられるという状態になる
結果的に一種のプロパガンダ映像と化してしまっているのではないでしょうか？

新海3部作拝見した中だと個人的には天気の子が楽曲やテーマ性含めて一番好きでしたね☀今作すずめの戸締まりは過去との折り合いの付け方。という見方であれば好きな一作でしたが、ややジャンル詰め過ぎなのが惜しい印象も合わせて感じましたね。

タシカニ

あまり刺さらなかったというか全体的に説得力が足りないなぁとなんとなくモヤモヤしてたので理路整然と言語化されているのを見てスッキリしました！
扱ってたテーマだったりキャラクター達や演出は魅力的だったのでおしい！

直近の3作の中じゃ1番好きかな
面白いとかじゃなくて、自分に合ってる作品だった

想像力を信頼してないってのは最近の傾向的に仕方ないのかもしれない
少しでも行間を読ませる演出や伏線があると、すぐクソクソ言ってしまう層が必ず居るし
映画に限らずドラマやアニメを1.2~1.5倍速で流し見して
理解できない、難しいと言う層が居ますからね

すずめが可愛かったからよし

私の感想はまあまあ面白かったです。
この”まあまあ”がついてしまう理由が
このレビューなのかもと思います。

今回の作品は他のキャラの話が無さすぎるせいで薄いところがあるなぁと思った。君の名はとか天気の子の時みたいに途中の時間経過を曲とともに写すやつがない(作品の展開的に仕方がない)せいもあってか時間が足りなかったのかなぁ…。小説読んでみたら感想変わるのかもしれないけど語られてないことが多いことは確かだと思う。だからどちらかと言えば否定派。何様だよって言われるかもだけどもったいないなぁって感じてしまった。

自分は新海誠の作品研究をライフワークにしており、2回観た感想ではシネコトさんと同じく残念な印象が強かったです。これまでの作品は「主人公の意志」の物語になっていましたが、今作は「救済」の要素が強く、ある種の戦隊モノの活劇に見え、最後の「自分で自分を超える」部分が活きなかったです。題材が題材だけに、センシティブに作らざるを得なかったと思いますが、観客に忖度してしまったのかなと感じました。ターニングポイントはシネコトさんと同じく神戸で、そこで救われなくても強く生きる物語を描けば最後の印象は変わったかもしれません。

また、今回の災害（ミミズ）は「SNSの誹謗中傷」の象徴だと思っています。相手を見ず、リモートで鈴芽を抑制しようとする話も描かれており、今作の扉を閉じる行為は、「誹謗中傷の口を塞ぐ」という現代性だと思います。ただし、その結果、監督自身も作品への批判を恐れて、観客の批判を起こさせない内容にしてしまったかと思いました。

自分はもう1回だけ観て決着をつけようと思っています。

まだこの動画見る前にコメント書いてるけど、今作は物語に起伏がなく退屈に感じてしまったなあ。

前情報なしで観た私には、
東日本大震災につながる事自体が最大のサプライズでした。

序盤にテーマになり得る要素を散乱させておいて、徐々に地震（更には東日本大地震）に絞っていくという流れは、
画面の明るい雰囲気とは別なところで
まさか、まさか、
が積み重ねられ、特異な緊張感を感じさせられました。

プロモーションでも、地震　には触れていなかったと思いますし、
震災跡地ではなく、ただの廃墟から始めたこと、
途中で出会う人を震災と結び付けなかった事にも、
プロット上の意図があったように思います。

実際の震災をファンタジーで描くというのは、
かなり危ない挑戦ですが、
それを十分理解した上で勝負したスタッフに敬意を感じました。

あと、ナツメロたくさん出てきたのは、Spotifyの広告でしょうか？
この監督、毎回過剰なスポンサーサービスしますよね (笑

長文を読んで頂きありがとうございました。

私は肯定派ですが、この動画の説明はとても論理的で素晴らしかったです。確かにラピュタのような恋愛描写は近年のヒット作では、少なくなっているような気がします。奥寺先輩やたまきのような恋愛を煽る外野の存在は面白いからいいんですけど、主人公が「好きな人のところ！」と叫んでしまうと、愛が薄いように感じてしまったのは私だけでしょうか。

(´・ω・`)個人的には説明過多な映画とまでは感じませんでした。許容範囲。まあ、映画、漫画等の最近の作品で説明過多に易癖するものがあることは同意です。

今回の特典を読んで思ったことは、ここまでしないとあの震災のことを語れないのか🤔ということでした。この特典をつけるくらいならば宣伝の時点で震災に関するアナウンスをしっかりとするべきだろうと思いますね。新海作品がブランド化した弊害ですかね。

廃墟に関しては自分の周りにもああいった荒れた場所はできておりますし、震災とは関係なくそれはそれとして浅いわけでもなく違和感はありませんでした。そこから掘り下げることは観客が感じ想像すれば良いのではないでしょうか。

観てる間に頭をよぎったのはRADWIMPS「空窓」、村上春樹「海辺のカフカ」「カエルくん、東京を救う」
個人的には映画ドライブ・マイ・カーが濱口監督なりの解釈だったように、新海作品を観る楽しみのひとつは部分的にでも春樹的要素の再構成が観られることにあったりします。
鈴芽が抱えているものを掴みあぐねていたからか、スナックで鈴芽が子供達の相手をするシーンまでは映画に入っていけなかったのですが、色々と思案した上で改めて２回目に行こうと思います。

自分はまだ見てないので、レビュー等見てへぇ…とか思う感じです。ですが映画のメッセージ性って監督の世界観が全てで、その製作者がこういう意図があって作品作りをしてみました、というのは大いに賛成なんですよね。ただ観客側が面白い、面白くなかったというのは有りだと思うのですが、話の組み立てや見せ方、こういったロジックを批評するのなら自分で話を組み立てて作ってみて発信しては、と思うのです。だから私は批評家って苦手なんでしょうね(;^_^A

やはりアニメものだから仕方ないとは思うのですが、心理描写が少し浅いと思いました。考えが行動に直結しすぎていて、そのせいか、奥ゆかしさを微塵も感じませんでした。総評として面白いとは言えるものの、やはりもう少しやりようはあったのではないのかと思いました。同時に
、これは新海誠の妥協なんだなと納得もしました。直情的なキャラクターが存在するにはちょうどよい世界に出来上がっていましたね。

私は面白い作品だと思ったのですが、否定派の方の意見を聞くと自分に無かった視点からの考えをする事が出来てとても楽しいです。特に最近の深海作品は賛否両論のものが多いので、レビューの読みがいがありますね。

完璧なレビュー。素晴らしい。ここまで清々しい酷評レビューは初めて😂

私は東北の出身なので、アニメーション作品で“このテーマ”に挑んだ新海監督の覚悟は、
胸に迫るものがありましたし、より痛切に感じました。

なので、私はどちらかと言えば肯定派なのですが、
それでも、とても合点がいったご感想レビューだと思いました。

ほのぼのとしたロードムービーの要素と、この映画のメインテーマの結び付きとが、
どうも今ひとつ噛み合っていないような違和感があったのですが、
ご解説のお陰で、とても腑に落ちました。

あと余談で恐縮ですが、
個人的に一番好きな新海作品は、「彼女と彼女の猫」です。

自分は昔から新海誠ファンではありますが、この作品はあまり好きではありませんでした。笑える部分もありますし、感動する話ではあったのですが、何も刺さってきませんでした。初めて天気の子を劇場で見たときのラストの衝撃が欲しいなと思ってしまいました。ティーン向けや幼稚などと言われてた監督自身が、過去の新海誠風味を出しつつ、少し大人向けに仕上げようとしたのかな？と感じました。自分も天気の子の方が好きです。

天気の子はSFですずめの戸締りはファンタジーな気がする。
まずまず同じ監督の違う映画と比べて批判すんのがおかしいと思う。こんな他と比べて批判ばっかしていったらそのうち新海誠の世界観崩壊してクソおもんない制限だらけの映画とかできそう。

ごめん長くなったからまとめるといちいち他の作品と比べてんのがしょーもないってこです。

『言の葉の庭』みたいな作品をやってほしいなぁ。ファンタジーは合ってないよ

第二の承でこれからぐっと引き込まれるのかと思ったら、ルージュの伝言と鼻歌がいきなり来て魔女の宅急便の世界に引っ張り出された。あとは懐メロのオンパレードで、これから好きな人を迎えに行く、被災地に再度足を踏み入れる真剣なシーンが少し霞んだ気がします。。

郷土料理の件はまさにボクも観ながら感じてました❕(^^)

感想、とても腑に落ちました。流石です。
感じていたモヤモヤに整理がついた気分です。

端的にいうと、ロードムービーにするには尺が短すぎたと感じました。10代女性がメインターゲットなので仕方ないかとも思いますが。

俺めっちゃ面白いと思ったけどな
ストーリーが分かりやすくて見やすかった

作中での震災に対するアプローチも浅く、新海誠本という解説本みたいな形で補完しようとするのが小賢しく感じましたね…。作品内で響かせてほしいですし、解釈を観客に委ねないのも情報として映画を摂取する現代人への配慮なんでしょうかね…。

良くも悪くも普段映画見ないティーン向けだと思いました

一番聞きたかったシネコトさんのレビュー✨こんな早く聞けるとは！！

完全同意でした

え！？邦画と思ったら滞在中とは😊僕は線を描くが邦画だと良かったので機会ありましたら感想お聞きしたいです
相変わらずロジックに作品を解体されてて勉強になります😮