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片目のダースがジャーナリストの北丸雄二さんを迎えて是枝裕和新作「怪物」、そして先日可決されたLGBT理解増進法および日本社会についてのお話を伺います。
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昨日7/6の朝9時代の回に、北上イオンにて観賞しました。
ビジュアルイメージからそういう雰囲気を感じていましたが、
ラストでその予想が正しかったと判りました。
「羅生門形式」で進行する内容は流石に難解で頭がこんがらがり
そうでしたが😅
国会で維新に呼ばれた森奈津子は本当にクッソでしたね💢
監督も脚本家とゲイじゃないんだからそこに主張なんじゃないか
カンヌは政治的意味合いが大きいだけで、海外の意味付けから逃れていいんじゃないか。
今日やっと観てきた
お二人に助けられました
ありがとうございます
白井聡さんがトランスヘイト言説に染まりつつあるので、お二人の話を聞いてほしい。。
というか、ダースさんも北丸さんも、もしまた白井さんと共演する機会があったら話してほしい。。
ネット上で匿名アカウントに「差別主義者だ」と言われるよりも、既知の人に面と向かって指摘されたほうが、引き返せる可能性はあると思うので。。。
遅ればせながら今日見てとても面白かったし、色々考えさせられる映画だと思い、識者の見解をネットでたくさん掘っているときに辿り着きました。
北丸さんの意見はどれとも違ってハッとさせられます。もっと考えなければならないと思います。
でも是枝監督がクィアを全面に押し出してなかったのは良くも悪くもカテゴライズして矮小化すべきイシューではないと、とにかく一人でも多くの人に見て考えて欲しいからだと。そう思いました。ここ最近国会審議とか見守ってましたが、なかなか自分ごと化できない問題だと思ってたけど、たまたま子どもが主人公と同年代で、母の気持ちも、いちワーカーとして先生の気持ちも共感できて、主人公の気持ちは自分の小学校時代でわかる。なのに、、、この悲しい感じは是枝さんや坂本さんが意図した疑問提起だと思いました。
最初結末とか気にしていた自分が、たぶんこの本来の問いかけに全く気づいてなかったこと。
ダースさん映画好きなのでよくチェックしてますが、北丸さんのいろんな映画のレビューを、これからも聴きたいです。
ブロークバックマウンテン、アマプラに今あるのでまた観てみます。
ありがとうございます!
別に「普遍的な愛の物語」で良かないか?
愛する相手が異性か同性かなんてそこまで強調されなきゃいけないもんかね?
あらゆる行政サービスはすべての人に平等に……とダースさんが仰った時、映画の中で田中裕子演じる校長が言った「だれかにしか手に入らないものは幸せとは言わない」という言葉を思い出しました。
自分の無知を知り考えを深めて下さるお話を有り難うございました。
性愛脳に侵された大人が寄ってたかって、小学校5年男児の好きという気持ちを性愛と断ずるべきではありません。
北丸雄二さんがゲイであることを知って観てみたら話がよく理解できました。
「怪物」を見て、作品として大変優れており評価に値する、と感じる一方で、公開が始まる前の一連の流れ、作中での当事者の描かれ方に感じる雑さ(「ゲイの当事者性」と「無意識下のホモソーシャルの加害性」がいっしょくたに描かれているなどなど)、ラストシーンの問題点と、上映が終わった後の客席のリアクションも含めて、終始落ち込んでいたので、この配信の存在に救われました。
ありがとうございました。
人間に向き合う気概があり、社会問題にも切り込む姿勢のある、日本トップの監督と脚本家がタッグを組んで、この国でセクシュアルマイノリティが置かれてきた状況を踏まえたうえで物語を紡ぎ、クィア・パルム賞まで受賞しても、到達点はここなのかという虚脱感でいっぱいでしたし、クィア・パルム賞を受賞していながら、その中のプレーンな部分だけを抽出して宣伝に利用し、実際の日本の状況にも何の反応も示さない製作・宣伝サイドには憤りすら感じます。
作品のテーマと矛盾しているように感じられてなりません。
「これが初めの大きな一歩」、というような言説は耳障りが良いですが、10年前の物語における当事者の描かれ方と、現代の描かれ方と、一体何が違うのだろうかと考えて、その進歩の遅さにうんざりしてしまいました。
カーテンが揺れるシーンなど、一橋大学のアウティングの件なども思い出してつらくなります。
北丸先生のおっしゃる「忸怩たる思い」という言葉に非常に共感しました。
この配信をより多くの人に薦めたいと思います。
ブルーススリングスティーンはずっとリベラルな人です。なのでイラク戦争に賛成した時大バッシングでした。映画ではDead man walkingの主題歌も良かったですよね。
作品について、立場を明確にすべきとの指摘はその通りだと思いました。
北丸さんはトランスジェンダーの方が、自認する性別に従って(生殖機能は元のまま)職場のトイレを使用したいとする裁判が起こされていることについて、どのような立場を取られるのか明確にして欲しいと思いました。
日本映画では『メゾン・ド・ヒミコ』『彼らが本気で編むときは』『怒り』『46億年の恋』などを思い出します。
おきなくてもいい性犯罪があってでも平等と言ってる人間の姿が人をたいせつにすると言ってる人間の姿ですか、
平等がもはや配慮になっていないから当然配慮ない社会になるよな、
この映画は”特に”LGBTQに興味がない嫌悪感すら持つ方々に鑑賞し考えて欲しいという意図で制作されたように感じた。ハッピーエンドと思った人は物語の向こうにLGBTQは特別な存在ではない社会を見ており、バッドエンドと思った人は逆の社会を見ている可能性が高く、後者は気づかずに人権無視という『怪物』になっていますよ、というオチなのかと。満場一致での「クィア・パルム賞」受賞は未だにLGBTQに不寛容な日本社会へのカウンターパンチに見え社会派映画祭らしい。ただ”特に”観てもらいたい層の足を奪ってるとしたら余計な箔をつけられ残念。
そもそも、子どもをネタにつかって「怪物」というのは……。(学校とかでの「いじめ」を助長してしまわないか、とか)「どんぞこ極東大好きな」カンヌおもらい人間性があからさまになったと。「パパ、次回作の題名なに?」「……」。○×だーれだ?
「怪物」という映画はLGBTQの問題を誠実に描く気が無いのではないでしょうか?
どんでん返しの1つの装置としてしか扱われていないように感じます。
劇中で先生に虐待を受けていたと、嘘を吐く大きな理由が「自分がゲイであることを隠したかったから」しか見つかりません。
この嘘を吐かせたいがために持ってきた設定で、本当は、後付けで考えた設定なのではないかとすら邪推してしまいます。だから、監督もLGBTQに特化した映画では無いと言っているのではないかと勝手に想像してしまいます。
ありがとうございました。
とてもとても、勉強になりました。
ここ数年の坂元裕二のテレビドラマは複雑でよくわからないままに次々と新作が放送されてとてもついていけませんがすごくおもしろかった。是枝さんはどこでも話題になるから今度は坂元裕二さんのテレビドラマに詳しい人の話が聴きたいです。一番最近の『初恋の悪魔』は目が回りそうでした。コミカルなんだけど出てくるエピソードは物凄くてびっくりしているうちにドラマは終わっていきます。『怪物』の話を聞いて、やはり坂元裕二が気になりだして、彼のドラマの詳しいお話が聴きたくなりました。是枝さんに聞けたら面白いかも。忙しいから無理か。
『怪物』は教師保利が学校の無理な要求で辞職されている。この主題は取り残される。母早織の要求も結局は果たされない。嘘でごまかされた訳だから。真相を知れば無理な学校の闇にうまく利用された後悔か不満が残るだけだ。
星川君は父にいじめられ、学校でいじめられる。湊は母親に心配される。教師保利も辞職した後に、探すのは湊であって堀川ではない。対照的な二人である。
映画として『怪物』はパート1とパート2の大人の部分とパート3の子どもの部分で分かれている。
内容が盛り込みすぎで、情報量が多い。
私は星川、湊が死んだラストの方が良いと思う。フィクションのキャラクターは死ぬのも役割のひとつでしょう。
本題とは関係ないが、水道の停水を扱った『渇水』は励ます映画で、原作とは内容を改変して、生きるキャラクターにしている。
『怪物』は特に優れた作品でもないし、北丸氏の指摘はクイア映画、ゲイ映画への思いが強いので、的外れな気がしました。是枝氏にはクイア、ゲイを励ます映画を作る気持ちはなかった。それは事実でしょう。しかし映画は、あくまでも映画の力しかない。
LGBT理解増進法はくだらない法だ。政党(自民公明維新国民)に文句を言うのは意味がある。映画に何か言うのは違う。特に『怪物』への批判は行き過ぎたものではないのかね。
是枝監督のLGBTに特化したものではないという発言が問題視されていますが、
これは二人の子役に対しての当然の配慮だと思います。
以前「万引き家族」についてのインタビューで、大人の役者が殺人犯を演じても誰も本当に犯罪者と思わないのに対して、
子役の場合は慎重な配慮が必要だという旨の発言をしています。
今回は、万引きどころかはるかにセンシティブな同性愛であり、
学校等で「お前ホモか?オカマか?」(下品な言葉でごめんなさい)など心無い言葉を浴びせられる危険性も孕んでいます。
二人の子ども(そして実質的には出演契約書にサインしたであろう親権者)に対して、何を言われても闘う覚悟を持って出演しろというのは余りにも酷というものでしょう。
明らかに主題は同性愛だとしても、そこをストレートに出すべきではなく、いわば「隠れた主題」でいいと思います。
「ブロークバックマウンテン」見ました。確か新宿ピカデリーでした。特に若くも美しくもない、労働者階級の二人の恋の話です。ラストシーンがとても切ない。忘れることができません。
「怪物」のラストを私は悲劇的に受け止めていたので(お話の中でも言及されていた歴代の物語に出てくるクィアの悲劇的な結末からこの作品も脱せないのかと悲しくなっていました)、北丸さんとダースさんの解釈は目から鱗でした。
映画を見たあと坂元裕二さんのシナリオを読んで感じましたが、是枝監督は意図的に同性愛的表現を含んだセリフや描写をギリギリまでカット(もしくは変更)しているようです。結論をあくまで明示せず、言語化もせず、音と映像を観客に委ねる作品の作り方は今までも一貫していると思います。「映画」という媒体なので、それで良いと私は考えています。
合法的な虐殺
今入管で起こっていること
認めたんじゃなくていつだって大差別社会になる社会になる認めかたの今だよな、
怪物をみて、どっちなんだろう?と思いました。
入管法の改悪、かえって差別を助長するようなLGBT法も通ってしまい、幸せな終わりには、思えず…。
映画で一番思ったことは、
「少年達の本当に生き生きとした笑顔を奪わないで欲しい」だったので、
北丸先生が言われたように、
もっと前向きにとらえようと思いました。
とてもいい内容でした。
北丸さんの「怪物」評は説得力あります。カンヌ受賞後の影響を加味して、評するのはとてもいい視点だと思います。
“LGBTQは理解するけど、LGBTQを嫌うことも認めよう”
というあからさまな差別が依然として広くあると感じます。
差別はよくないけど差別がなくなったら自由はひとつもなくなるということ、
先程、『怪物』を観てきました。
北丸さんは二つの解釈が成り立つ中途半端なエンディングと感想を仰っていましたが、わたしは肯定的に捉えました。
『生まれ変わった』
『いや、何も変わっていない』』
『うん、何も変わっていないね』の言葉には、僕たちは『変わる必要はない』という少年たちの意志を感じると同時に、中村獅童扮する父親(おそらく日本社会のメタファー)こそ変わらなきゃならないというメッセージに感じました。
そしてお日様が出て明るくなった世界へ力強く走り出す少年たち。彼らの将来を暗示しているかのよう。
もちろん、LGBTQの子どもの受ける社会(親を含む)からの疎外感は想像を超えるものがあると思いますし、ハッピーエンディングという訳には行かないケースが現実には多いでしょう。そのようなエンディングの方が問題提起としては良かったのかもしれません。。
しかし映画って見る人によって受け止めか全く違ってくるのが良いですね。。
戦後日本は思想が変わったって言うけれど
なにも変わらなかったと思うよ
日本人は強い者に従うのが好き。そして従わない奴が嫌いで潰す
大日本帝国軍がアメリカ軍に変わったそれだけ
配信ありがとうございます‼️
ダースさん、北丸さん、「怪物」のことと絡めて今回の法案について深く話し合ってくれてありがとうございます。
『his 』今泉力哉監督、日本映画 ドラマ 良かったですよ。
観てから時間が経って思ったことなのですが、LGBTQもお話をひっくり返す道具でしかないのでは?と思えてしょうがない。学校におけるシーンを是枝監督が、良しとしたのが信じられない。
ありがとうございました。何回か聴き直さなければ。
fleeの回も見直そうとおもいました。とまとさんと北丸さんがトランス映画の紹介をされていたシネマニアも大好きです
真夜のカーボーイは日本人が演じられないと言うのはおかしい。日本人の解釈でゲイを演じるのも面白いと考えるが。私が好きな映画はバードケージで日常にゲイがいるのが当たり前と言う状況が良いのではないか。
お疲れ様でした
ありがとうございます❤