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皆さん、お待たせしました!
チャンネル開設当初よりリクエストの多かった映画『セブン』です🙋
個人的にも大好きな作品なので、動画作りに時間がかかってしまいました(2ヶ月)。
作品の着想元をなす「七つの大罪」と、監督デヴィッド·フィンチャーの話を中心に解説していきます。
滅茶苦茶ハッピーエンドなので、サイコ映画が苦手な方も楽しめると思います〜!
次回はフランス発のサイコ映画『マドモアゼル(1968)』をやります。
▶︎映画本編を観る
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【チャンネル内の関連動画】
▶︎羊たちの沈黙
▶︎エクソシスト
▶︎タクシードライバー
▶︎フォーリングダウン
【動画内で紹介した関連映画たち】
ーフィンチャー作品
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▶︎ゲーム(1997)
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▶︎ファイトクラブ(1999)
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【本動画の参考書籍】
・失楽園/ミルトン
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・神曲/ダンテ
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・セブン/アンソニー·ブルーノ
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・ヴェニスの商人/シェイクスピア
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・カンタベリー物語/チョーサー
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・マインド·ゲーム/アダム·ネイマン
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00:00|概要
1:43|あらすじ
14:37|解説①:『失楽園』と七つの大罪
38:28|解説②:監督フィンチャーについて
51:31|解説③:作劇と画作りのトリック
1:08:54|解説④:俳優陣について
1:24:58|おわりに
#ホラー映画
#映画解説
#鬱映画
#バッドエンド
#後味悪い
#人怖ホラー
#サイコホラー
#サイコパス
BGM:MusMus
「seven 2」を待望していますが、だいぶ時が過ぎてしまいました😭
犠牲者は命を奪われても仕方がないかのようなキャラクターに設定されていましたよね。
犠牲者は個人的な嗜好を希求していたのであって、その嗜好で誰かに迷惑をかけているわけでもないのに、犯人だけは迷惑だと感じ、私刑に処していた。
ミルズも憤怒により殺人を犯したわけですが、他の犠牲者とは違い、公の裁きを受けることになった。
でも、映画ではミルズの最後は描かれていませんでしたが、ジョンドーン流でいけば、ミルズは自分の犯した罪によって自らの命を絶つて罪を償うって筋書になりますね。
そもそも、ジョンドーン自身も憤怒により人を殺していたわけですから、自分もとても罪深い生き物だってわかってたんでしょうか。
失楽園って、神様の言いつけを守らなかったせいで、アダムとイブは楽園からたたき出されて、苦しい生活を送ることになったってことですよね。
自由意志の無い奴隷だったアダムとイブ。
自分の意思というものを持たず、主人の言いつけ通り、ご主人様の奴隷としてかしずいていれば、死というものが無かった。
死が無いし、自分で選ぶって権利もないので、生きていないですね。個人ってものが無いただのロボット。
この楽園物語の元ネタ 見つけました。
エヌマエリシュで、そこに描かれていた内容は、聖書に描かれていた内容と違う。
なんと、アダムとイブのご主人様は、最高地位欲しさに初源の神を殺し、自分たちの身の回りの世話をさせる奴隷欲しさにアダムとイブを作ったってなっていたんです。
アダムとイブは真実を知り、見せられていたものが偽りだとわかったことで、地上の楽園北朝鮮 違ったエデンを脱出したわけです。
これでやっと生を得た。
ご主人様の奴隷ではなく、自分の意思で決め、自分で選び、自分で人生を描き紡いでいくという新しい道を歩んだってことですね。
よかったじゃないですかー。
やられたと思った一本
誰も想像してないラストは
犯人の歪んだ勝利思想が社会に与える影響が果てなく黒く塗り替えられた
フィンチャーと脚本家に白旗や!!
箱に入っていたのは胎児だと思ってた
ファスト映画をやってるクソがまだいたのか 警察・権利者等に通報した 訴えられて破産しろ
オカンがブラピのファンで「セブンにブラピ出てるよ!」って言われて
観せられました。 オカーン!!なんちゅうもん勧めるんじゃ!!w
未だにラストが衝撃的で忘れられん。
ルシファー
「一敗地に塗れたとて、それが何だと言うのだ?」
ジョン・ドゥ
「いっぱい血に塗れたとて、それが何だと言うのだ?」
クリストファーノーランのインソムニアもお願いします
ダンサー・イン・ザ・ダークもお願いします
学生の時に映画館で観た。ラストシーンで立てなくなったのを憶えてる。
面白い考察ですね!作中のミルズも怠惰とか大食の罪を犯してるのがまたフィンチャーらしい暗喩で大好きです。
箱の中の人は一体何の罪を裁かれたのかが今だにわからないです😅
ケヴィン・スペイシーは私も大好きな俳優です。
美男子ではないけれど、話し方とか声がセクシーなんですよねー。早く新しい作品が観たいので復活してほしいです。
聴きごたえのある解説をありがとうございました。フィンチャー監督作では「ゴーン・ガール」か良かったです。なお、LGBTQ問題が象徴しているように、法律=多数派の価値観ではなく、少数者を排除してはならないとの価値観の多様性保障が現代法の課題です。
これでブラピ好きになったなぁ
何よりも 冷静沈着、何事にも動じないあのモーガン・フリーマンが、「中身」を見た瞬間、心底恐れおののきうろたえる姿が強烈だった。
人間の「恐怖」そのものを見た。そして「その画」を想像させた・・・
そしてその瞬間、心臓が「バッックンッ!!!」てなった
本作品1度見ただけだったので、あの箱の中身は
妊娠した子の取り出して詰め込んでおいたとずっと解釈していた
こんにちは😊
タニムラさんの動画を観たあとで
久しぶりに「セブン」を鑑賞しました。
10回以上鑑賞していますが
初めての感覚がありました。
サマセットが図書館で調べものを始めるシーンから流れる音楽
「G線上のアリア」が素晴らしい✨と
思いました。
この作品って…視覚から入ってくる殺伐とした風景と聴覚から入ってくる
サマセットの言葉と音楽が 絶妙なさじ加減となっていると感じました😊
高校のとき友達とセブンごっこしてたなーw
待ってました!同じ嗜好の人って周りにいないからここに来ると共感できる人がいて安心する。そしてどの解説も本当に素晴らしいです!
人間は動物である。
正すと決めた時点で思考は止まり不快に支配され自分以外からは悪とされる行動をとってしまう。
『思考で解決できない時は自分が不完全である』と気が付けない人間が悪とされる行動を始めるのだろう。
不快に支配されて取る行動は動物的本能に近いのかもしれない。
アメリカンビューティーってそんな話だったっけ?
これを機に楽しく笑える映画しか見なくなった。金払ってこんな映画見る必要はない
かなりの映画を観ていますがこれ以上素晴らしい作品はありません。ミルズのその後を気になってしかたありません。
YouTubeって二倍速で観たり飛ばしながら観たりする事あるけど、
この動画は一切そうゆう事をしなかったです!
面白かったです👏。
七つの大罪の最後の犠牲者二人が、奥さんとそのお腹の子供とは・・・
都会(?)の虚無を表すカットと名優モーガン・フリーマンの演技で見入ってしまいましたが、
やはり終わった後に残るのはやるせなさ・・・
最後のヘミングウェイの言葉を使ったモーガンの台詞が心に残ります。
ブラッド・ピット主演作を取り上げるなら『ファイト・クラブ』も主さんの鋭い考察で解説してほしい
と思います。
俺は面白くて映画館で何回も観たなあ
イニシェリン島の精霊お願いします!
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ズボラな私からすれば、ただただブラピとモーガン・フリーマンのコンビがかっこよすぎる
解説が面白すぎる!
言葉選びが秀逸で表現力が豊かで動画が一つの作品になってる
本当に映画が好きなのが伝わってきて大好きになりました!
エイリアン3好きだから酷評は悲しいけど、
その酷評がなければセブンが産まれなかったとしたらなんだか複雑な気分
ホンと衝撃を受けた映画でした。解説も上質でとても良かったです。
このBlu-ray、吹替の帝王シリーズではないけれど、テレビ各局や今まで発売されたDISCの吹替が入っていて、様々な翻訳&声優さんバージョンで楽しめるのがGood👍
娼婦が殺された現場の場末のモーテル。
署で取り調べをするミルズとフロントの男とのシーンが実はこの映画の中で一番好きです。
「この街は嫌い」と吐き捨てたトレイシーのこの言葉を、まさにダメ押ししたかのような佇まい。
ほんの少しの出番だけど、この俳優さん、最高です。
日本でリメイクなら遠藤憲一さんしか思い浮かばない···
プラピの妻役にグゥイネスをキャスティングしたのも素晴らしかったと思う。
痩せっぽちで猫背気味で胸もペシャンコで、皆が振り向くような美女じゃない。
でも、優しくて穏やかでほんわかした暖かさがあって知的で、男性が最後はそこに帰りたくなる理想の女性。
だからこそいっそう、ラストの惨たらしさが際立つ。
そこだけは、そこだけには立ち入ってくれるなよ、と。
実際にプラピとグゥイネスは恋に落ちて婚約までしたけれど、この作品は内容がアレなだけに、共演してく内に、共に恐ろしいものに立ち向かう「運命共同体」の心情になるのが分かる。
ちなみに
「踊る大捜査線」の織田さんとチョーさんコンビはこの映画のおふざけパロディだと何かで読んだ記憶があります。
(実のところ、踊る〜はワタシ一度も観たことがなく😅)
負のカタルシスに打ち震える、という表現は矛盾だらけです。
時々、わざと変な声(喋り方)にしているのは、作為なのでしょうか?もしそうだとしたら非常に気持ち悪い。姑息なことはせず話の内容だけで人を惹きつけてほしい。
セブンを観る前に、セブンにインスパイアされたであろう数々の作品を先に観てしまっていたことを後悔しました。
公開当時映画館で見ました。デヴィッド・ボウイの曲が最高にマッチしていて、オープニングから幻惑されたことを今でも鮮明に覚えています。一番大好きな映画です。改めて深く知ることができました。ありがとうございます。
ブラピの最高傑作だと思う。モーガンフリーマンは渋すぎる。ケビンスペイシーは怖すぎる。とにかくみてない人は観てほしい。
OPからスタッフロールまで、本当に始まりから終わりまで心を奪われた作品でした。
当時、エヴァンゲリオンが流行っていた事もあって「聖書」や「キリスト教」に興味が湧いてきた所で、この映画だったのでどハマりした記憶があります。
最近の話題ですと政治家の裏金問題も
ミルズ的(法律)にはセーフ
ジャンドゥ的(宗教)にはアウト
ってところでしょうか。
不満を持ちつつ従うのが異常者か
法に囚われず行動に移せるものが異常者か
まぁ、対岸の火事だから言える事ではあります。自分の大切な人の無惨な姿を見て、冷静にいられる自信はありません。
好きな場面は、刃物でヤった男の事情聴取シーンです。
ファイトクラブめっっっちゃ楽しみスけど、動画の趣旨と違うか気が。。今の並びがめっちゃ綺麗なので、観たい!のに、いいのか?とも思ってしまいます!でも、待ってます!!
1:13:42
アメリカン・ビューティー、嫁さんは死んでないような…
隣人のゲイの人にケヴィン・スペイシー自身が殺されたような…
( ・`ω・´;)あの売春婦の件がもうトラウマでなぁ
サイコスリラー、シリアルキラーを正義と悪、法律と宗教に
落とし込んで充実した知識とともに進める解説は興味深く一気に鑑賞できました。
最後にサマセットが発したセリフ
「“世の中は美しい、戦う価値がある”、後半の部分には賛成だ」
これはこの世界への皮肉なのか、絶望なのか、
本当に怖いという事はなんだろう
か?を考えた時に
残酷な処刑方法ではない
大量殺人でもない
おどろおどろしい姿でもない
霊でもなくクリーチャーでもない
頭脳明晰でもなく
イケメン美女殺人鬼でもない
子どもでもなく
宇宙人でもない
許容できないような凄惨な殺人をする人の気持ちがわかってしまう事、理解できてシンパシーを感じてしまう事だ
絶対安全圏にいると思ってる観客、まとも代表の顔してる観客に、異常な犯人の気持ちがわかってしまう
これが最も恐ろしい事だと思う
セブンはそれをやってみせた映画
凄く怖いと前評判を聞いていて観に行ったけど、そんなに怖いかなぁと思ったのがその時の感想😔
お腹に赤ちゃんがいるからと命乞いをしてきたんだぜ
この台詞がこの作中で一番怖い、あのトレーシーが命乞いまでして叶わないとは、絶望感がすごい
冷血を読んでる彼が言う
「それが世の中だろ」これもいい
ジョンドウは少年Aみたいな名前
つまり、特定の誰かではない
つまり観客ひとりひとりの中に名前すらないジョンドウがいる
作中の彼には、実際の生活をしているという感覚を持てないように描かれている
出自、家族、生活、経済力の出ところ?全てが希薄で
ただジョンドウには思想だけある
もはや概念みたいな存在として描かれている、指紋も過去も名前もない
これはつまり
観客ひとりひとりの中に多かれ少なかれジョンドウがいることを思い当たらせるため
世の中への絶望が大きい人ほど映画を観ていて変な気持ちになってくる
どちらが正しいのかよくわからなくなってくる
メトロノームはどちらが正しいのかよくわけらなくなっているサマセットの心情のあらわれ
観客は「よっしゃいっちょサイコサスペンスでもみっか!」
と映画を見始める、観客として
それなのに、自分の中にいるジョンドウ的な側面に直面させられる
観客として観ていたはずなのに、これは自分の事だったのか?と境界が曖昧になる
これこそがセブンという映画の極めて優秀で魅力的なところです
画面の向こうからこちらに侵食してくる貞子映画なのです
こんにちは😊
「セブン」も数年に一度は観たくなる映画です。結末を知っていても最後はいつもミルズに「打ったらダメ!」って言ってしまいます。
タニムラさんは「カリフォルニア」って映画をご覧になりましたか?
ブラッド・ピットが最悪な殺人鬼なんですが何故か魅力を感じてしまいます。次の動画を楽しみにしております😊
U-NEXTで「セブン」が配信されているので早速久しぶりに鑑賞します😊
エイリアン3からはじまりゲーム セブン ファイトクラブ ゾディアック パニックルーム ベンジャミンバトン ソーシャルネットワーク ドラゴンタトゥーの女等他にも色々有るが天才フィンチャーの最高傑作と言えばこれ、
首入り箱が届くまでのシーン
つまり作中で初めてカラカラに乾いた晴れのシーンは
フィンチャーは明らかにキリスト?の殉教的な側面を出してる
鉄塔は墓標であり十字架
殉教のために彼の地へ向かうジョンドウは最後に光背を背負い宗教画の人物のように崇高である種清らかな顔で死んでいく
主人公が圧倒的に負けるシーンなのに、悪の方を神々しくみせる演出は本当に素晴らしい
観客も何が正しくて何が間違ってるのかよくわからなくなってる
観た観客のその人の世界への絶望度によってその匙加減が変わるという演出になってる