日本映画考察

【動画】大阪二児放置死事件を描いた衝撃作『子宮に沈める』新・予告編

「大阪2児放置死事件」を基にした社会派フィクション映画『子宮に沈める』。
児童虐待のない社会を目指す「オレンジリボン運動」推薦映画の本作は、2013年に劇場公開され、全国30ヶ所で上映された。公開から10年経った今も、児童虐待は後を立たず、また、人々の意識が高まり通報も増えていることもあり、2022年度中に、全国232か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は219,170件(速報値)で、過去最多。本作は、3ヶ月で約7万人が視聴するなど、配信サービスでも関心を集め続けており、この度、オレンジリボン運動の企画の一環として、「児童虐待防止推進月間」である11月に、新宿 K’s cinema にて1週間限定のリバイバル上映が決定。

<作品概要>
帰らない夫に一方的な別れを告げられ、子供2人とアパートでの新生活がはじまる。
必死に“良き母”であろうとする主人公、由希子。毎日の長時間労働、資格試験、家事、子育て。
やがて直面する学歴、職歴のないシングルマザーの経済的困窮、社会からの孤立、すぐ隣に見える誘惑。都会で暮らす若いシングルマザーが、孤独に追いつめられ、逃避に陥ることではじまる、子供たちの悲劇。
いかにして若い母親が、殺人者となったのか?小さな命を闇に閉じ込めたのは、誰なのか?
育児放棄という見えにくい現実を、あえて“部屋”という閉ざされた空間のみを使い、衝撃的で静かな映像美で描いた社会派フィクション。

<出演>伊澤恵美子、土屋希乃、土屋瑛輝、辰巳蒼生、仁科百華、田中稔彦
<監督>緒方貴臣(『飢えたライオン』『シンデレラガール』)
配給:paranoidkitchen
2013年/日本映画/95分/カラー/日本語
公式 X(旧 Twitter):https://twitter.com/sunkintothewomb
公式サイト:https://sunkintothewomb.paranoidkitchen.com/

11⽉4⽇(⼟)〜11⽉10⽇(⾦)新宿 Kʼs cinema にて1週間限定公開

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