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映画「鳩の撃退法」公式サイト
https://movies.shochiku.co.jp/hatogeki-eiga/
かつては直木賞も受賞した天才作家・津田伸一(藤原竜也)は、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみ(土屋太鳳)に書き途中の新作を読ませていた。
〈あらすじ〉
一年前、閏年の二月二十九日。雪の降る夜。かつては直木賞も受賞したが今は富山の小さな街でドライバーとして働いている津田伸一は行きつけのコーヒーショップで偶然、幸地秀吉(風間俊介)と出会い、「今度会ったらピーターパンの本を貸そう」と約束をして別れる。しかし、その夜を境に幸地秀吉は愛する家族と共に突然、姿を消してしまう。それから一か月後、津田の元に三千万円を超える大金が転がりこむ。ところが喜びも束の間、思いもよらない事実が判明した。
「あんたが使ったのは偽の一万円札だったんだよ」
ニセ札の動向には、家族三人が失踪した事件をはじめ、この街で起きる騒ぎに必ず関わっている裏社会のドン・倉田健次郎(豊川悦司)も目を光らせているという。倉田はすでにニセ札の行方と共に、津田の居場所を捜し始めていた……。(公式サイトより)
原作 佐藤正午
監督・脚本 タカハタ秀太
脚本 藤井清美
音楽堀込高樹(KIRINJI)
出演 藤原竜也【津田伸一】
土屋太鳳【鳥飼なほみ】
風間俊介【幸地秀吉】
西野七瀬【沼本】
豊川悦司【倉田健次郎】
動画内で紹介していた過去動画
「井上陽水/少年時代・荒井由実/やさしさに包まれたなら の歌詞について考えてみる」
0:00 OP、はじめに
2:55 !ここからネタバレ!守鍬の感想
5:56 時系列順
21:36 津田が知っている事実
24:09 (小説)ウソはここだ!
53:46 津田が小説を書いていた場所は?
1:00:06 ラストは本当かウソか
1:04:46 幸地の小説の帯
1:08:29 さいごに
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♪映画を暗記科目にしたくない!♪
守鍬刈雄が独自視点でひとつの映画を考察・レビューし、それを解説してたり、あらすじを紙芝居にしたりしてます。
#すぐわ #守鍬刈雄 #鳩の撃退法
タカハタ秀太監督から「惜しい!」との声を頂きました。
また、僕が根本的な勘違いをしていることも監督から指摘されました。
『散髪は春』
とのことです。
みなさんの考察にも、ぜひ参考にしてみてください!!
ラストシーンの解説は助かりました!
実はラストの幸地と津田のシーンが富山の繁華街で撮影されていたものだったので、「東京という設定にして富山で撮影しているのか」、「高円寺から富山という明らかに理解不能な移動を挟むことでフィクションを印象付けるシーンなのか」、「高円寺の下りが嘘ではじめからずっと富山にいたことが真実なのか」ずっと悩んでいました笑笑
正直、地元民としてはあまりにも富山でのロケシーンが多くて、映画そのものの設定と劇中劇の設定とを見分けるのが難しかったです笑笑
監督の言うように津田が一万使って散髪したのは春ですね。警察沙汰になってチンピラが来たのも春です。
そして夏に、とうとう倉田が出てきたぞ!と風俗店長が津田に伝えました。
あと、自分は鳥飼の出るシーンは全て現実だと考えてます。お金を焼くシーン以外。だから、三千万を津田が手にして、勘違いして倉田に渡して、倉田が児童福祉施設に寄付したのは真実だと思います。
児童福祉施設に倉田が寄付した事実を元に津田が彼らは児童福祉施設出身だという自然な生い立ちを妄想したのだと思います。新聞もダムの遺体の真相はわからないが、2つとも事実だと思います。
津田が三千万にすぐ手をつけなかったのは、房州さんの想いを感じ取って、そのお金で豪遊したりせずに小説を書くことに没頭したとかそういう感じかなと思いました。
すぐわさんの激推し動画を見てから映画を観て、たった今こちらの解説を見ました。ここまで考察できるすぐわさんすごいです。一家失踪事件と偽札事件があった事以外はほぼ全てがフィクションだと思いました。ただ、津田と秀吉の出会いの会話は本当なのではないかと思いました。あの会話がないとすると、秀吉がわざわざ高円寺にピーターパンの本を返しにくる行動自体が不自然になるからです。津田と秀吉の出会いの会話がないと考えると、もはや出版担当者も高円寺のバーも小説の中の話だと思います。そのパターンもあり得ますよね。
「別の場所で二人を出会わせる」っていうのは最後のシーンのことじゃないでしょうか?あそこで最後出会うからこそ幸地が生き延びて再開、というハッピーエンドになったので。とすると高円寺のバーで編集者と話してることさえも小説の中なのかもしれません。
津田が東京にいることが嘘かもしれません。
何せ津田は東京にいるときにヤクザに拉致されてますから。
田舎のヤクザが車乗ってわざわざ来ますかね?
後、白昼堂々日本刀振り回しますかねえ?
新聞は全部本当でと思いますよ。
ダム底の遺体は事件に全然関係ない男女の可能性ありませんか?
富山と東京ではパソコン違ってたような、
映画観て好きすぎて、ここ来ました!最高です!小説未読の私ですが、『鳩』とは。鳩は本当に偽札?壮大なミスリードのひとつでは。小説(映画)という餌に群がるアンチの比喩で鳩ではないかと。どこを小説ともどこを現実ともとれる作品。構成ガー台詞ガーだの持論をぶち壊すカラクリ。もっとも、その時点で、小説読む(映画見る)私達側へ、次元を超えてるのが好きすぎます。。。ていう妄想。
児童福祉施設の寄付金の流れはハッピーエンドにするための、幸地の子供のことを暗に示すための嘘かなぁ、と
失踪事件 偽札 倉田(地元の権力者)
登場人物の名前(職業や背景、地名)
私の見解では、この四つのみが現実で、他全て嘘だと思います
すぐわさんが言う、沼本は事情通過ぎるも、物語の狂言回しとして沼本を扱わせているので、沼本の名前、職業以外は全部嘘でしょう
他にも色々ありますが、やめときます
ただ、創作が現実のように、現実が創作のように、時系列もごちゃ混ぜに、観客を惑わす作り、すごい映画
私的には今年一番の映画でした
こういう考察系が最高に好きなんだよなあ、、
あと地元が富山でめっちゃくちゃ面白かった!
沼本が事情通過ぎるというのは、田舎に移り住めば十分有り得ることだと分かると思います。
あれは本当じゃないでしょうか。
倉田がまえだで津田のこと(元小説家のピーターパンの本を持っている人)を聞いたのって、29日の夜にナナミと配達員の男がリンチされてるとこに行く車で秀吉から喫茶店で会った男にピーターパンの本を借りれなかったことが心残り(意訳)って言ったからじゃなかったっけ
詳細で鋭い分析ありがとうございます。もう一度見ます。坂井真紀さんが別の役で出てくるのも虚構だよというサインなのでしょうか。。。
一家3人失踪か、の新聞記事こそ嘘じゃないかと思ってます
ただの失踪で顔写真入りの大きい記事というのは余りにも不自然です
事実は、いつも見かけた秀吉を見なくなったというだけなんじゃないですかね
考察非常に興味深くて面白かったです。
最後に幸地がピーターパンの本を高円寺のバーに返しに来たのが現実だとするならば
幸地がピーターパンの本を持っていた理由と、返しに来た理由って何ででしたっけ?
なるほど!と思いました。一回見てここまで整理できるなんて凄いですね。神隠しが本当なら、ラストで秀吉と会うのはどう考えたら良いですか?神隠し自体が秀吉が神隠ししたかはわからないということでしょうか。
偽三万円ってどうやってじじいの元に行ったんでしたっけ?
解説ありがとうございます!
映画の理解が少し深まりました。
でも、現実と嘘の見分け方が「常識的に考えて」とか「そんなわけはないと思う」という理由がいくつかあって、やっぱり映画だけで筋の通った考察をするのは難しいのかなと思いました?
cmかなにかで何が小説で何が現実か?
みたいな宣伝をしていたこの映画。
サスペンスで面白そうとおもい劇中へ、、
すべて現実の話なのかなと思い映画をみていました。
でも、まてよ、、
途中のお金を燃やすシーン、
お金を燃やしたのに、3002万円のはいったスーツケースがあるのはおかしいなと終わった後に振り返り、なにがなんだかわからなくなってしまいました?
なので、解説動画をみて少しスッキリいたしました
有難うございます?
社長の言葉がセリフ臭かったり、まえだの言葉が突然、関西弁になったりして違和感あったので、それらは小説の世界と思いました。
その辺りのエピソードが嘘だと思ったところで、全体の整合性とオチの意味が良く分かりませんでしたw
すぐわさんの解説でしっくりきました。
ありがとうございました☆
オゾンの「スイミング・プール」みたいですね。
私は津田が富山で経験したように描かれていることは現実で、津田が見ていないこと、例えば津田の奥さんの不倫や、それに伴う出来事(ハルヤマがリンチされることとか)、幸地と倉田の会話なんかは津田の創作だと思いました。
ただ、それだと富山で津田がパソコンを持っていたことの説明がつかない・・・
「鳩」が単純に偽札を指しているのであれば、なぜラストシーンで津田が小説のタイトルを『鳩の撃退法』にしたのかが気になりました。偽札を「撃退」する方法は特に劇中で見つけられていないので、何か別のものを指しているのではないかと思っています。「運命」とかでしょうか…
ネタバレしたくらいで見るのやめるような映画じゃあしょーがない。
仮にネタバレしても、見たくなるような解説をするのが、
レビュアーの腕の見せ所ってもんだ。
解説ありがとうございました!
鑑賞中の違和感が解消されてスッキリです
本筋とは関係ない余談ですが、冒頭でチンピラに絡まれた理由は
デリヘルの仕事についての因縁でしたね
(ここで仕事するなら筋通さんかいとか、ボス出さんかいとか)
倉田を出す伏線としてのウソなんでしょうけど
もう一回見てきます。
ラストの幸地と倉田が一緒にいるシーンで劇中がはぼ小説の話かと思いましたが3000万円を燃やすシーンも印象に残っていて混乱していました。
はぼ小説っぽいけどそれはルール違反だよなぁと思っていますが確かにそもそもルールなんてない訳だしちょっとムラムラしています。
もう一回見て頭をすっきりさせたいところですが私はきっとますますムラムラすることでしょう。
沼本は、実在する女性を基に津田が作り上げた相談役(頭の中で津田の相談にのるもう一人の津田って感じ?)なのではないかなーと思っています。途中で「倉田は本当に存在するのか?」という問いに沼本が「誰か一人でも信じればそれは存在するのと同じ」と言って津田の考えをリードしているようなシーンとか、やたら付き合いが良かったり事情通なのも津田の思考を整理する壁打ち相手という感じがしました!
シャッターアイランドを引き合いに出されたので、考察は本編を観てからにとっておきますw
さっそく見に行きました!
ここでつながるのかー!と驚きで満ちていました!
守鍬さんの動画みて、
全然分かってなかった事が分かった!
解説動画ありがとうございます!今日見てきてモヤモヤしてたので助かりました!