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まじこれやばくねー
漫画「惡の華」で紹介されていたので興味を惹かれて見てみたが、
内容こそ違えどテーマや描写は非常に色濃く影響を受けているのだなという印象。
ただ、惡の華は小さい悪の華の現代的アレンジかつ焼き増しでありながら、青春マンガという枠にうまく収まっている。
惡の華の二人はそれぞれが自分の生き方を見つけたが、この映画の二人はどうだろうか。
彼女たちはキリスト教会の教えや自分たちを取り巻く人達の言いつけにことごとく反骨し、悪に突き進んだ。それも無邪気な反骨ではなく、罪を罪と知っているだけに更に邪悪かもしれない。しかし悪の悦楽を知った彼女たちはその邪悪に寸分の疑問も持たない。それが二人を破滅へと導いた。
彼女たちの生死は描写されていないが、きっと二人は燃え死ぬのだろう。それが二人が取り憑かれた「悪徳の美」そのものの体現なのだから。