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邦題:野獣死すべし
英題:The Beast to Die
監督:村川透
脚本:丸山昇一
原作:大藪春彦
製作:角川春樹
出演:松田優作、鹿賀丈史 etc
配給:東映
公開:1980年10月4日
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参考画像引用元:YouTube ムービー
音源:Youtubeオーディオライブラリ
優作さんが、自分のアクションの総決算とまで言った本作、見どころ満載ですね。
冒頭で青木義朗さんを殺して拳銃を奪い、カジノで山西道広、安岡力也、トビー門口の三氏を次々に射殺と、タイトルが出るまでの数分で、画面に惹きつけられます。
村川組の草薙幸二郎さん、江角英明さん、殺されに出てきたような佐藤慶(『処刑遊戯』に続く村川・優作コンビ作に出演)さん、どう見ても東大卒に見えない岩城滉一、阿藤海、風間杜夫の各氏、素晴らしいです。
そして、主さんがタイトルで謳ってる岡本麗さん!
脱いでますね(笑)。
服を着てるシーンの方が短いですよね(笑)。
『最も危険な遊戯』の時は、服を着てる時間がゼロでしたけど(笑)。
更には、脚本に丸山昇一さんを迎えて、書いてもらったことが、その後の日本映画界の大きなプラスになったのでは。
アップ、ありがとうございます。
テーマ曲のトランペット奏者は岡野等?実家の近所のせがれ。
彼の親父さんの葬式に師匠のジョージ川口が弔問で訪れたってうちの親父が興奮気味に言うてたこと思い出します。
その親父さんからうちの親父は「うちの息子がこの曲でトランペット吹いてる」と自慢気に当時の発売仕立てのLPもらったと俺に話してくれたの覚えてますww
当時私は高校生でとても影響を受けた映画。これを機に大藪春彦を読み漁りました。
電車のシーンが凄い
大藪晴彦ファン、松田優作ファンとして当時嬉々として映画館へ足を運びました。
当日は松田優作以下出演者の舞台挨拶もあり、大きな想い出になった作品です。
作品は大藪ハードボイルドとは全く別物のアレンジで、フィルム・ノワール的な部分と現代の狂気を融合させたような意欲作でした。終盤からラストは観念的で判り難くされており当時の松田優作の考える内面世界を垣間見れますね。
ブルートーンの冷たい村川映像は美しく、観念的長廻し長セリフの1カットは衝撃的でした。
リップ・ヴァン・ウィンクルの話をしている時の生きている人間ではないようなあの無表情が焼き付いています。
原作の「伊達邦彦」は男として憧れを持てる存在でしたが、それとは全く違う「伊達邦彦」であって、「犯罪者」の「人間」を描いている映画だったと思います。
それが良いとか悪いではなく「野獣死すべし」にインスパイアされて出現した一人だということです。
普段自己を理性で抑え込める優秀なソシオパスが感情をむき出しにすると電車内のあのなにかに張り付いたような表情になるのだろうな、などと自然に思えていることは、松田優作自身にも人としてどこかをそぎ落としているところがあるのではないかと思えます。
それほど印象の強いシーンでした。
小林麻美さんが綺麗すぎて・・・。
動画ありがとうごさいます。
私にとって松田優作は子供の頃からのヒーローです。亡くなってから大分経ち私の方が歳上になりましたが今もこれからも一番の大好きな憧れの俳優です❗️
遊戯の方もありがとうごさいました。
次は蘇る金狼ですか?
最高です!「家族ゲーム」「それから」もお願いしたい。
鹿賀丈史が松田優作に何見てんだお前!って言われた時の松田優作の表情が忘れられないシーンでした。
観に行けなかったんだよなぁ・・・(田舎過ぎて)
原作の文庫本で辛抱してんだよなぁ・・・
なつかしいなぁ、Amazonプライムにあるかな
書いてる時は390コメ目・567366回目再生・良いね1425番目
20210322 18:48※タイムスタンプは自分用
目がイってる鹿賀丈史怖い
岡本麗を見に来たが残念。
もう一つ、何か松田優作が仮面を被っていた映画ありませんでしたか?
8:51からの即落ち好き。
中学一年生の時にリアルタイムで観ました。
それまでの遊戯シリーズ、探偵物語、蘇る金狼とは真逆のキャラクターに戸惑いながらも
朝から晩まで映画館に張り付いていました。
当時は入れ替え制ではなく、また同時上映の刑事珍道中も観るハメになりましたが(笑)
劇中の闇カジノから奪ってくるコルトピースメーカー(S.A.A)に憧れてモデルガンを東京まで買いに行った行動力は若気の至りでしたね。
あの狂気の嵐の夜は、本人のアドリブは有名。まさに狂気だ!あと、同窓会も面白いシーンだけど、あれも割と好きな場面。
大藪 春彦も たぶん 全部読破したけど。この 野獣死すべしが好き、俺も伊達 名字の女を捜したけど。いなかった。俺の名前は 邦彦。
銀行強盗のシーンですが、あの銀行、セットで、美術の今村力さんの傑作です。
試写を見た東映の岡田社長が、
「よく貸してくれたな、どこの銀行だ?」
と言ったそうで、本物の銀行と思ってたらしいです。
大藪晴彦の世界を映像で再現…素晴らしい映画でした!
初代の伊達邦彦を仲代達矢さんで1959年に須川栄三監督で映画化され、その続編が1974年に須川栄三監督によって二代目伊達邦彦を藤岡弘さんで映画化されています。松田優作の後には木村一八の伊達邦彦でVシネされました。
優作さんと鹿賀さんの眼の危なさが凄すぎますね〜狂気をはらんだ演技に痺れますね?この作品は見どころは沢山あるんですが一番感心するのは原作を殆ど無視して優作さんの野獣死すべしにした事ですねぇ〜有名な須川監督の仲代版と比較するとよく分かりますね、私は両方大好きでしたねぇ???
「野獣死すべし」
初老を迎えましたが、20歳の頃観ました。いくつもアカデミー賞の映画や最近の鬼滅の刃を4回も映画を観て、結局この訳のわからない映画が、ベスト映画だと誰も、同意してくれませんが、思います。
味わい深いトランペットのテーマソング。ショスタコーヴィチ、ショパン。松田優作の死んだ目なのに、生きている目。ステレオをかける動作。メガネのハズしかた。ニック・ボックウィンクルの話しとロシアンルーレット。説明できない狂気の行動。小林麻美の愛おしさ。鹿賀丈史の狂気と臆病の葛藤。戦場記者としてのトラウマ。
死んだ女のレイプ。そしてラストのコンサートホールでの片手を挙げた雄叫び。射殺された相手の謎と、崩れ落ちる松田優作のかっこよさ。
全体がトラウマになって、忘れられない名作。トランペットが心に響く。
これは面白そうでござる。
語り口の絶妙さから感じるに、わざと「リップバンウィンクル」の件はカットしたんでしょうか?あの緊張感とスリルは観ないと感じないかも知れませんね。
売れないフラメンコダンサーの女性があまりにも可愛そう(;´Д`)
「逆噴射家族」。プリーズ。1984年。
自分が小学生のとき夜中にテレビを見ていたらあのトランペットとオーケストラのテーマ曲に乗って広告映像が流れてきた。情報化時代ではなかったがゆえに生まれた印象深い調べと松田優作の暗い響きの台詞と土砂降りのなかの迫った表情にしばらく頭が取り憑かれてしまった。自分はまんが好きの背伸びしない少年だったから松田優作などという俳優はそれまで知らず、そのころ小中学生のあいだで流行っていた「なんじゃ、こりゃ!?」の名場面も後年の投稿動画が初見だった。当時からどれぐらいの月日が経っただろう……彼の名前すらも忘却の淵に沈んでいたが、ふとある日突然頭の中に「野獣死すべし」のテーマが何年ぶりかに流れてきた。翌朝新宿のキオスクの新聞の見出しに「松田優作さん死去」とあった。もちろん偶然の偶然なのだろうが、こんな不思議な挿話を追っかけでもない一般人の人生に残すあたりからも彼が破格の洒落者だということが窺える。
息子さんに顔がそっくり
こんなストーリーだったっけ? あ、「復讐するは我にあり」(緒形拳)をイメージしてた。
それとは微妙に違う、今でいう、サイコパス映画かな。
サイコパスでも、昔はもっと、”肌で感じる”様な映画、作ってたんだよなーって、思う。
なにせ、終盤、東海道線に2人きりになった時からの様子は最高。
黒澤明監督でもこれは超えられないのでは?
電車が深夜、カタンカタンと響く。
リップヴァンウィンクルって知ってますか?
ジュピターにはいつ着くの? あ、これ別映画?
この2つのセリフは強烈な印象を残しますね。
この2つの訳の分かんないセリフが、
私としては忘れられない、強烈に記憶に残る役者さんでした、松田優作さん、合唱です。
むしろ令子さんを共犯にしたほうがよかったと思う。そうすれば犯行後どこかで落ち合う約束をすることも出来るし伊達が暴走しそうなときになんとか抑止出来たかもしんないし電車で警察に出くわすこともなかったろうに。それはそれとして銀行の警備員役に立たねぇなぁ、銃にびびるってや。
遊戯シリーズでもストリップのかぶり付きでアキラ100%を演じた麗さん(^o^;)
公開初日の舞台挨拶で、松田優作さん、小林麻美さん、村川透監督を客席から見たのがいい想い出です。
地上波で放送した時は岡本麗のシーンはカットされてたはず。はぐれ刑事では脱がなかったね。
クザン
小林麻美にクラシック音楽好きの私にとって唯一無二の映画ですね。
アップ有難うございます❗️
劇中、使われている曲は…
ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」
ショパン「ピアノ協奏曲第1番」
モーツァルト「ピアノ協奏曲第21番」
アルビノーニのアダージョ
…です。
ちなみにレコード店で伊達邦彦が華田令子の手にしたLPに対し「ああ、これはいいですよ」と薦めているシーンがありますが、同じレコードを私も所有しています(^^)
確かにいい演奏ですよ?廉価盤ですが(笑)
???「やりますねぇ!」
サムネ
ケツ…?
あの
野獣化した先輩、死亡説。
伊達が強奪した金は全て孤児院ちびっこハウスに寄付していたと言うのは有名な話。
この頃はKADOKAWA全盛期でしたよね~✨
松田優作って男に小学生ながらみんな憧れてました。
昔は小学生でも『探偵物語』TV版とか普通ーに見てましたから(笑)
終わり方がいかにもKADOKAWAっぽいんですけど、結局、死んだのかどうか・・・
ボク的に小林麻美さんがもんのすごく綺麗でこんなお姉さんが隣にいたらいーーなぁって思いましたね~✨( ´∀` )b
映画館で見た一人です。『探偵物語』(工藤ちゃんのほう)の後に控えていた映画で、
鹿賀丈史さんもなかなかの野獣インパクトでしたね。この映画は2本立てでして、
もう1本は中村雅俊&勝野洋主演のドタバタ刑事ドラマ『刑事(デカ)珍道中』でした。
原作と全然違う
最低映画
仲代達矢さんの野獣死すべしもお勧めです
役の解釈で監督村川透と演じる側の松田優作とで揉めたというのを聞いたことがあります?
毎回野獣死すべしでの泉谷しげるの扱いには首を傾げざるえないんですが(疑問に思う意味合いです)予告編では窓からライフルを構えたり松田優作演じる伊達が青いタイル張りの洗面所で手を洗うシーンなどが予告編にはあるものの本編にはないカットされたシーンだとは思ってはいますがエピソード的に知りたいですねw
解説に納得いたしました。原作とは全く違うストーリーで、蘇る金狼みたいな展開を期待していたじぶんには、ありがたい解説でした。リッバァン・ウインクるとか分けわからなかったですけど
なるほどなと長い月日の果てに理解が少し深まったような気がしました。
掘り出しムービーさんって本当に映画のキャラクターの心情解説がすごくうまいですね。『震える舌』のときも『野生の証明』のときもレビュー視聴後にその映画をYoutube で検索して動画をみたいと思いたくなるくらいです。