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今回は2021年10月15日日本公開
リドリー・スコット監督最新作
『最後の決闘裁判』のレビューです。
#マットデイモン #アダムドライバー #ジョディカマー
#リドリースコット #デュエリスト #キリングイヴ
#movie #絶賛 #酷評 #宇多丸 #シネマトゥデイ
予告動画
公式HP(日本)
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/kettosaiban
個人的にストーリーは良かったけど、どうしても間延びというか尺の使い方がいまいちって感じだったなぁと。
この動画ネタバレ前まで見てから映画館に行きました!
ストーリー・映像・演技どれも見応えがありました。必然的に同じような映像が流れる構成をしているのに、飽きずに夢中になれました。
少し不満に思った点は私も一緒です。男視点の章は事実+解釈、女視点の最終章は真実の構成なので、虚構は不要に感じました。ただ、最終章こそ真実だということを際立たせる意味もあったかもしれませんね。
動画面白かったです。シネコトさんのレビューで満足したので映画本編はいいかな…。大コケしてる理由も個人的の推測ですが、「女性が嘘ついてるかどうかが焦点の作品なんだろうな〜」と思って映画館に足を運ぶほどでもないと考えた人が多かったのではないかなと思います。
ル・グリはマルグリットが独りきりであることをどうやって知ったのでしょうか?義母ニコルがわざと独りにしたかのような画き方にも観えましたが・・
いつも観ています。この動画を見て、本日彼女と観てきました。ジョディカマー演じる夫人に肩入れする方向に誘導し過ぎな感じは多少しましたが、批評されていた通り面白かったです。
自分は、ナルシストで狭量なカルージュよりも、むしろ有能勤勉で、それでいて上司の前で友を庇う漢気もあるル・グリが魅力的な男に見えただけに(もちろん夫人に対するあの行為は言語道断ですが)、最後の決闘シーンは複雑な心境でした。多分ピエールもこんな気持ちなのかと思いながら笑
一方、彼女の人物評は真逆で、ル・グリはひたすらキモい奴で、決闘シーンでは早くル・グリ死ね!っと念じていたそうです。
幼い王妃が明らかに夫人の気持ちを察している描写がありましたが、例えお妃様であっても裁判で意見することは許されなかったというのが、印象的でした。
既存の数ある映画のラストシーンにDUELの構造で安易に決着と終演をむかえる事への(映画への自己)批評性を感じました。
マルグリットが自分の運命を自身の選択によって決まるのでなく、男のプライド争いによって勝手に決まってしまう事への理不尽さ、冷めた批判的視点が強く印象に残りました。
劇中のピエールのセリフ「大衆はヒーローかヴィランかでしか理解できない」
も皮肉ですね。
歴史物を題材とし、3章に分割し、同じストーリーラインを見せる方法にも関わらず全く退屈することなかったのは素晴らしいです。
特に終盤にマルグリット視点だけ裁判シーンに重点をおいた構成が秀逸でした。
アメリカ映画らしく、一般人でも馴染みの法廷シチュエーションで現代人にもリアル感を演出するのは、「羅生門」の2番煎じとは言わせない、工夫と醍醐味でした。
興味深いレビューに惹かれて観賞、後味苦い良作でした(褒めています)
ジャックの暴行は許されざる罪ではあるけれど、性交後に彼だけがマルグリットに優しくキスするんですよね。。。ジャンは背中を向けて感謝し懐妊しろと。。。女性としてこの差が一番大きく感じられました。
思いを遂げて冷静になり口止め。これさえ無ければ訴えを起こさなかったかもしれない。。。
そして決闘で死を迎えるまで、ジャックにとってはレイプではなく恋に狂った行為だったのでは。
男ふたりは嘘をついていない。
女だけが快感を得た嘘を繰り返す。。。
マルグリットの章で「真実」の文字だけ浮かび上がったのは、マルグリット視点の物語が事実に近いものとして描かれているのかと思いました。
カルージュ視点では妻とハグをして、マルグリットの視点のではハグをしなかったのもマルグリット視点が事実だったのかなぁと、、
イオンでマルゲリータ食って帰った?
観ましたー良かったです。
個人的には映画音楽の良さをあらためて感じました。
そして中世の世界の描き方、
キャストと演技。
これだけで作品としては大満足してしまった。
さらにストーリー。
同じスジをなぞる事でさらに細部に
目が届くというのはなるほどなーと思いました。
視点が変わる事で真相がガラッと変わるというモノを想像してたんですが、そうくるのかー
という感じで面白かった。
最後に決闘シーン。
丁寧に積み上げたものを全部吹き飛ばすほどの破壊力のあるバトルでした。
大満足。
決闘シーン怖すぎた
今見てきました!
3つの視点でのシーンは、3人の内の誰かが都合良く事実を解釈してしまっているんだろうと思って見ていました。
強姦があったのかなかったのか?
「どこに着地するのかわからない」
自然と興味をそそられる手法でした。
結果、真実が鑑賞側に明るみになった訳ですが、真実の判明がクライマックスでもない訳なので、どうなるかわからないという、わからないものに対する人間の期待や恐怖、不安といった心理的な揺さぶりを感じ、自分的には3つの視点は面白く見れました。※強姦シーンをしつこく見せられるのはムナクソでしたが
今度は決闘の行方が「どこに着地するのか」という強い不安感を伴った興味を引かれ、決闘シーンではまさに手に汗握る状態でした。
戦いのシーンは色々な映画ありますが、ここまでハラハラさせるのは、どれだけ背負っているかというバックグラウンドがあるのとないのでは全然違いますね!
バッドエンドだったら超ムナクソでしたねw
砂の惑星より断然面白かったです。
邦画ふうに言えば時代劇ですよね。撮影も大変だったでしょう。
「決闘シーン」迫力あって、どちらも好きな俳優さんなので心中複雑でした。
リドリー・スコット監督、まだまだ健在で・・これからも辣腕をふるってほしいです!
ル・グリのもとにマルグリットが訪れるシーンって夢だったの!?
あのシーンはル・グリだけのものだったし確かに違和感があったんだよね。
決闘シーンはとにかく熱かった!!
他にもいらっしゃるかと思いますが、漫画「シグルイ」を思い出して観てました。
ストーリーラインを3つに分けて3者の視点でパラレルに描いた効果があまり見られない、別にこれだったらライン1本でも良かったんじゃないかと。被っている様なシーンも多いラインを3本にしたせいで、却って主演3人の人間描写が薄くなってしまった気がする。
初めまして。良きレビューでした。確かに「切り取らないこと」で伝わることの大きさ、共感します◎
レビューお疲れ様です。
ラストシーン、大きくなった息子を幸せに見つめながらも、どこか悲哀さも含んだマルグリットの表情の意味を考えてしまいます… 素晴らしい締めくくりだと感じました。
ジャンは当時としては夫としてごく当たり前の人物なのでしょうね。ところで最後のマルグリットの真実は、男二人と違ってすべて真実と見なしていいのでしょうか?マルグリットの三章それぞれの演じ分けが見所ですね。
観てきました!!毎度、深いレビューありがとうございます。
非常に面白かった!! 決闘シーン、どうせ聞こえないだろうと思い、ギャーギャー騒いで観ていました。
国王君の方、好き❤️
そうか、『羅生門』なのかな。
映画館でポスター見かけてどーでもいいやって思ったんスけど、、、この動画見て、観たくなりました。
観終わって三日ほど経ちますがまだ思い返して楽しんでいます。リドリースコット監督が、インタビューでキリングイブの3シーズンを全部観て今回ジョディーカマーをキャスティングしたと言っていて、キリングイブファンとしてとても嬉しかったです!
リドリースコット作品はこれが初めてだったのですが、80歳を超えても価値観をアップデートして最高なクオリティで作品を作っている監督のファンになりました。
たしかに自分もル・グリの夢の場面はいらないと思いました。あそこで少し混乱しました。自分も傑作だと思います!面白かった!
感想は KAN「愛は勝つ」 でした!!
グロテスクな描写はありましたか?
私も傑作だと思いました。
最後の決闘シーンは力が入った一方で冷めた目で観る自分もいる、不思議な体験となりました。
そして、Iceageも最高ですよね!
80歳になっても監督のパワーは凄いですね!ただ違いはあるものの、同じような展開を3回繰り返す手法は疲れました?イキイキベンアフレックは可愛くて微笑ましかったですね
私も本日観に行ってきました
3者とも良い面悪い面どちらも描写されていたので、(ことに及んだルグリが悪いとはいえ)マルグリットを心から応援したい!とはなりませんでした
とはいえ、決闘に至るまでの積み立てや決闘の泥臭さなどさまざまなポイントが高水準だったので、metoo運動などの動きにもっと熱心だったらより楽しめたのかなぁなんて思ったりもしました