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スタジオジブリ宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』の批評と解説考察付きのネタバレ感想レビューです
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よくわからんけど面白かったね~て感想だったのがめっちゃ解像度上がりました!いまめっちゃ楽しいです!ありがとうございます!
あとついでにちょっとここ微妙かもって思った部分まで解説してくれてそれも面白いくらい全部腑に落ちました😂
ここまで考察できるのスゴすぎですよー
父「まひとがセキセイインコになっちまった」←ここ笑った
今日観ました、恥ずかしながら面白いのか面白くないのかさえも全くわからなかったです、だからと言ってこの作品を否定とかは絶対しません。例えるなら難しい数式を説明されて全く理解できない感覚かな、恥ずかしい・・・
小生、人生で映画や小説とはほとんど無縁に生きてきた70代の男です。この度必要性を感じて昨日『君たちはどう生きるか』を見てきましたが、宮崎駿作品もテレビで3本ほど見た経験しか無い私には、理解に苦しむ作品でした。しかし今夜、YouTubeで3本目ほどに出会ったこの”OMAKE NO YORU” の貴兄(Kakinumaさんと仰るのでしょうか?)のお話しを視聴し、疑問のほとんどが氷解して、作品を理解することができました。誠にありがとうございます。
作品理解のみならず、終盤に少しだけ仰っている批評も素晴らしいですね。Kakinumaさんの鋭い感性が彷彿としていて、映画やアニメ作品に疎い小生にもとても勉強になります。
只、素人の私なので見当違いのことを述べるかも知れませんが、「種蒔く人」の絵は、岩波文庫一般に付けられている絵であって、『君たちはどう生きるか』に付けられた絵ではない、のではないでしょうか?しかし例えそうであっても、「種蒔く人」を巡ってお話しなさっている内容は、宮崎駿さんに対する敬仰の念に溢れ、Kakinumaさんの謙遜なお気持ちと共に、共感致します。
素晴らしい解説を、ほんとうにありがとうございました。
あのお母さんからのメッセージ付きの君たちはどう生きるかという本に眞人くんが感化されなければ、もしかしたらただのぼんぼんのひねくれ少年のままだったのかもしれないという解釈も含めると、あの本は塔の世界から帰ってきて記憶はないけどもこのままでは火に包まれて死ぬ未来に納得できないと潜在的に感じた母さんからのSOS的なメッセージだったのかもしれないですね
そういう解釈をすれば、本を読む前に眞人くんが見ていた夢?幻覚?の、「眞人…助けて…」っていうお母さんのセリフも気持ちよく飲み込めます
独自解釈をすればするほど味が出る良い作品だと感じました。
宮崎作品ではもののけ姫以来の映画館での鑑賞でしたが、とてもよかったです。あのあっさりとしたラスト好きです。相変わらずの過剰なまでの母性信仰、女性の神格化が垣間見られましたがなぜか全然不快になりませんでした。多分見事なまでのパンツの脱ぎっぷりで、マザコン、少女性への偏愛を清々しく描いているせいだと個人的に思いました。できれば、夫・父親としての自分を客観視した宮崎作品観たいです。
本日見てきました。
僕はこの作品を見終わった後、すごく悲観していました…
眞人も大叔父も宮崎駿の写し鏡という所は感じたのですが、だからこそ、眞人(過去の駿)が大叔父(未来の駿)に「戻るか残るか決めなさい」と問われ、「現実世界で友達をつくります」といい、あの世界から離れる決断をしたことと、
最後の城(ジブリのメタファー)が崩れるシーンが重なり、駿は最後になる作品で自己否定をしたのか…と感じてしまったのですが、なるほど、鳥がこちらの世界に飛び立つシーンなども考えると、「種まき」という捉え方もできますね…少し安心しました…笑
ですが、一つの捉え方として、
「私はこの通り、作品にほとんど全てを注いできたが、そんなものはもしかしたらくだらないのかもしれない。より多くの友を作ることもまた、幸せだと思う。また、それらじゃなくても、しあわせの形はたくさんある。
だが、何をどう選ぶかは、君たち次第だ。」
という種をまいたのかな‥とも思えました。
ナツコさんは身代わりに塔に歩いていったと思った。湖の戦闘シーンは明らかに夢の中なので表の世界ではアオサギが何らかの形でマヒトを連れ去ろうとしてそれを身代わりに自分の子供に塔の世界を引き継ぐと契約を交わしていたって思った
誰がなんと言おうが絶対に糞映画。スカトロより理解できなかった。
吉野源三郎の思考的背景が違っていればもっと感動的な話
分かりやすく面白い話が見たかった人達は多分前提の心構えが違う
積み木の崩壊は成し得なかった社会主義の崩壊にも捉えられるよなーと思いました。それでも、この世界で生きていく決意が宮崎駿にあったんだろうなぁと。
夢か現か、マヒトはおかしくなったのか?というスリルのある前半がとても好きです。
正直わからなかったのですが、この解説でよくわかりました!しかも違うだろと思うところが全くありませんでした!ありがとうございます!
今日初めて観てきました。
多少私の理解と異なるところはあれど、概ね感じたことを言語化頂いたような気がしました。
私もあの世界は大叔父様の理想郷で、現実世界から逃げたい人々の拠り所なのかな?とは思っていたのですが、最後にその世界が崩壊するシーンやヒミが辛い現実に戻ることを決めたシーンを含め、「現実は辛く過酷であるが、理想の世界で生き続けることもできないから、現実の世界で生きるための目的や生き甲斐を見つけなさい(=君たちはどう生きるか)」というメッセージもあるのかな、と改めて思いました。
この作品は宮崎駿監督の最高傑作だと思います。
動画とても参考になりました。
自己満考察です
大叔父は今の宮崎駿で、眞人は昔の自分・この映画を観た人・これから創作の仕事をする人など「君たち」なのかな?と感じました。
おばあちゃん達は自分の作品作りに協力してくれたひと。触るなってのは助けられても良いけど、あんまり干渉すんなよってことなのかな?唯一触った人形は庵野秀明かな?青鷺はもうあの人しかいない。
地獄は自分に影響を与えた作品や自分が創った世界。今までの作品の世界と似て非なるもの。だから今までの作品の世界っぽいけど、微妙に違うんだよね。
積み木は作品一つ一つで、持って帰った積み木はこの映画なのかな?って意味なのかな?と思いました。この積み木のことは忘れるかも知れないし、つまらないと思うかも知れないけど、観て欲しいなってことなのかと感じました。積まれていた13の積み木はこの映画以前の11作+未来少年コナンとパンダコパンダかな?
観終わった後に、自分の映画を観る人に対しての監督として遺書みたいなもんなのかな?と感じて涙が止まらなかった。遺書に予告やパンフレットなんてある訳ないもの。この作品だけで分かってくれってことなのかな?
だから、次回作とかあったら「えっ?」ってなってしまうと思う。
めっちゃ納得しました。なんとなく感動した箇所はあったんですが、過去の作品のつぎはぎでつくった、芯がよくわからんふわふわした映画だなと思っていました。そういう映画だったんですね。バラバラのピースが繋がった感じです。そこまで洞察できるもんなんですね。たとえ数回みても自分では決して理解できなかったと思います。面白かったです。
解説楽しかったです!マヒトという名前は種を「まく人」から取ったのかなーと思いました。青サギが少しずつ喋るようになるのは、ファイトクラブでタイラーダーデンが少しずつ出てくる感じに似てるのではないかな
なんでスーファミぶら下げてるんw
大叔父→先人+宮崎駿
アオサギ→高畑勲+鈴木敏夫
マヒト→宮崎駿+他人
に思えました。ただ、こういうメタ視点は後付で…頭空っぽにして、感じるままに感じる作品ですよね。
マヒトは自分の悪意を受け入れて、大叔父が作った「地獄」に新しい積み木を加えるだけじゃなく、大叔父が用意した積み木で「新しい地獄」を作るわけでもなく、マヒトは「現実の地獄」に戻ることに決めたように見えました。
前半の苦しみの描写の積み重ねも、ラストのカタルシスで爆発しました。初回から号泣しました😂
32:33
最初、夏子さんが身籠っていたお腹の子は、お父さんと再婚する前の子供だと思っていたから、真人とは血の繋がらない兄弟のような存在かと勝手に思ってました…。自分のお父さんと夏子さんとの子供、だったらたしかに複雑ですよね。そして夏子さんがそんなにも真人のことを嫌がっていたというのがあまり読み取れていなかったので、こちらの動画でとても納得しました🥹2回目以降見に行くのが楽しみです🎉
一回観ただけだと、母からもらった「君たちはどう生きるか」を読んだシーンとかも、真人がどうして泣いたのかもわかってなかった…(「この物語を母さんが遺してくれたのか」みたいな感情かと思ってました)
ワラワラが象徴してるものが他の人の考察で死んだ子供達の命、って言われてるのがあって、それを食べようとしたペリカンと、どちらも焼いてしまったヒミのやったことの意義など教えていただきたいです🥲ワラワラのことも焼いてるから浄化したわけではないし、ヒミがその時良いことをしたわけでは無い?と思ったのに、キリコと真人はそれを良しとしてたのが引っかかりました💧
ラピュタで「人は地上でしか生きられないのよ」
というシータのセリフのアンサー作品という気がした。
ずっと夢を見てる気分だった!演出とかエヴァっぽくもあるなって観ながら思ったけど考えてみたらそれは当然だなって自分に突っ込んでたw
一番最初の君たちはどう生きるかのタイトルを見た時にすっごい鳥肌立ったなぁ…
あれ明らかにもののけ姫オマージュだよね。
作品中に参考書を提示して読んだことを前提にストーリーが変わっていくという演出どうも納得いかないです。映画は面白かったですし見て損はなかったけど感動はできなかったです。個人的な自己満足にも思えました。結果として好きな方ではない宮崎作品でした。
この動画でかなり理解が進みました。
あんまり言及している人がいないのですが、漫画の藤田和日郎「双亡亭壊すべし」に設定上かなり似ているんですが、直接参考にしていると考えるのはあまり現実的でないので、共通の元ネタがあるか、偶然なのか、かなと思っていますが、もし柿沼さん、どなたか意見あれば教えてください。
宇宙からの未知なるパワーを資産家の一個人が受け取る、オーパーツの周りに建築物を建造する、外界を断絶して生きている、時の回廊を介したタイムリープ、一部の時代設定などです。
ハウル関連の動画やってほしいな~
現実に戻ってすぐ映画が終わったのも別にあれで問題無いわけですね、納得
デティールに対する感性と理解度が素晴らしいです、、ありがとうございました。
やはり種を撒く男であり、大叔父はジブリを守ろうとする宮崎の過去の姿に見えましたね。弟子達も成長し清い石のカケラをポケットに入れて旅立つ喜び
作画もあえて宮崎色を減らしてるような気もします。
映画を見て恥ずかしながらよく分からなくて、自分の中で、もやもやふわふわしていた何かがこの動画をみて、形になってスッと入ってきた気がします!!ありがとうございます!!すごいです・・・!宮崎駿監督作品、ジブリってこうやって見るんですね…!感動しております…
昨日観てきました。
視聴後自分なりに色々考えたのですが、最初は「なんとなくテーマは認識出来て感動もしたけど、作品全体の輪郭がつかみきれなかった」という感想でした。
しかし、この動画のおかげで作品の流れや感動の理由が言語化され、作品の印象がよりハッキリしたように感じました。ありがとうございます。
最後の眞人が拾ってきた石に対するアオサギのセリフ「そんなに強いチカラを持った石じゃないし、塔の出来事もそのうち忘れるさ」みたいな感じだったと思うのですが、
あれはこの動画で語られていた『種』であると同時に、その種を芽吹かせる(=次のクリエイターや意思を継ぐ者となってまた種を撒く)ことの大切さと難しさを語っていると感じました。
何かの作品に強く影響を受け、自分もこういう作品を作ろう!こういう風に生きよう!と思っても、技術力・意志の強さ・運などで挫折してしまうことも多いと思います。
ヒミが将来命を落としてしまう運命を受け入れてでも自分を産んでくれた、その覚悟を受けてこれからも生きていく(生きていけるのか)という眞人の例が作品内で描かれた上で、
まさにタイトル通りに、では「君たちはどう生きるか」?という壮大な問いと激励をもらった気持ちです。
ちなみに、私もひとつだけ石を拾うとしたらロックマンなので、動画を見ながら勝手に二重に感動していました。
作品全体の感想は、
昭和初期パートとかめっちゃおもろかったし、描写めちゃくちゃ細かくて良かったし
ファンタジーはファンタジーで面白かった。けど!!!!
悪魔合体させたことで、情報多すぎて
「スルーしなきゃいけない要素」も「覚えとかなきゃいけない要素」も
とにかく多すぎて、情報整理しながら観ていかないといけない構成は、正直キツかった。
「宮崎駿の今までを詰めました。」って言われれば
まぁ・・・そら情報多いかぁ・・・とも思うが・・・
広告なしも「駿ファン濃度高くないと、訳わかんないよ?」っていう意思表示だったのかな、と思いました。
考察的なとこでいうと、
あの石の内は子供部屋(子宮)なんだろうな、と思いました。
ラストに持ち帰った積み木は「大人になっても持っている子供の頃から好きな物」なんだろうなと
このおまけの夜の解説だって種をまかれた人になってますね
絵に鮮やかさに惹きつけられて、ヒッチコックの鳥の映像とか考えだしちゃって、ここまで考察できなかった
同じ映画を見てるのに、日本語もわかるのに、解説を聞いてやっとわかった部分と、いまだにわからない謎も色々残ってます。
邪悪な石に世界が支配されてるというのはなるほどですが、邪悪でない石が13って何か意味はあるのか気になります。
今回の柿沼さんを観て、シンエヴァの「知恵と意志を持つ人類が神の手助けなしにここまで来てるよ、ユイさん!」っていうマリの台詞を思い出しました😆
自分に影響を与えたものを作品に散りばめるのは庵野監督っぽいなと思ったんですが、作品づくり自体がそういうものなんでしょうね!
「君たち〜」早く2回目観に行きて〜!!
映画本筋とは関係ないですが。。冒頭家々を遠くからカメラが追うシーンで、明かりのない真っ暗な中1軒だけ白い家がありました。そのカットの直後、黒く描かれた人々の中に白い服を来た主人公・眞人の姿。家のシーンで白色に目を向けさせることで主人公に引きを持っていくという構成を読み取り、冒頭で没入感を与える意図を勝手ながら感じました。
動きやアニメーションは楽しかった。
ただ世界観が、なにか新海誠の地底の世界アガルタと似ていて、
そろそろ宮崎アニメのストーリー構成は、世界に膨大な情報があるので、宮さんじゃなくて宮さんや世界のストーリーアニメを機械学習した
aiに組み立てさせてみるのが面白くていいのかなとと思いました。
皆目が肥えていて、大人しく育ってる時代に人間が本気でストーリー考えるのはなにか面白くないような気がした。
時折まぜるみやさんのアニメーションがあればいいのかなと感じた。みやさんの動きは素晴らしい。
やはり
人間にストーリー考えさせ続ける限界があると思う。
何が言いたかったのか?君たちはどう生きるのか?はタイトルとしてはなにを言っていたのか分からなかった。?という見たあとの感は多少残った。
5分にまとめて
宮崎駿のジブリは幕を閉じるんだなっていう
ただそのひと言
自分にとっては人生で一番のフィナーレ
ありがとうございます
お陰様でだいぶ整理ができました
昨日観てきて面白かったけどわからない部分もいっぱいあったので、観たところ…。本当によ~くわかりました!本当にありがとうございます。
もう一度あらためて、観たいと思います。もちろん、小説も読みたいと思います。
今年、人生で一番大切な母を亡くした身としては
解説動画で初めて涙ぐみました
様々な人の批評を聞いた上で、貴方の批評を支持します。
もし、それが監督の意図しない解釈であっても、
貴方の音声ガイドを聴きながらこの美術館を巡る事で感動が倍増です。ありがとう(^.^)
宮崎駿の過去作のセルフオマージュに君の名は。の要素を組み入れているので、82歳にして貪欲に新しい要素を取り入れて本当化け物だなと思いました。
この映画が伝えている一つの学びは、我々の世界には確かに苦しみが存在するものの、同様にその中には価値や意味が存在するということだと思います。バラはその象徴なのかもしれません。文学の中ではバラはさまざまな意味を持っていますが、19世紀イギリスの小説家、アン・ブロンテの詩「敢えて棘をつかもうとしない者は、バラを欲しがってはいけない」がこの物語によく合うと感じました。善と悪、楽しみと苦しみ、世界の美しい部分と厳しい部分を共に受け入れる必要があるのだと思います。
監督ありきの映画ってたまにあるけど、一般人が宮崎駿を知りすぎるているという状況がよく考えると狂気じみた状況だな。
毎度この人の感想を聞くと、クソつまらない映画もなんか実はすごく深い作品だったのかもって思える。