『優しく見える世界は平等ではない』という又吉さんの感想のテーマが私にも腑に落ちました。
セリフの妙も際立っていましたね、私は万菊と喜久雄が鏡合わせになっているように感じました。

余韻が凄すぎました

きくおの晩年を可哀想に思う観客のひとは多そうだけど、私は「生き様見とけよ」と見せられた父を尊敬し慕い続けただろうきくおの、刹那の綺麗さを求め続ける壮絶な生き方だなと思いました。
きくおに歌舞伎を捨てて日常的な幸せを生きることは難しかったと思うし、きくおも春江
もそれはわかっていたんじゃないかな？

全体的には良かったです。
が、最後、何故娘にあんなに語らせたのか？
そして何故、国宝に「綺麗やな」言わせたのか。
要らなかったなぁ。。
あのラストの台詞は音無しで良かったはずだ。
残念だほんとに。

子どもの頃は俊坊の方が厳しくされてたような記憶
それは、後継ぎとして、絶対に歌舞伎役者としてトップに君臨し続けてもらわないと…っていうふうに受け取ったんだけどな

あの映画、いくら興行収入上げれば元が取れるんだろ❓と思ってしまうぐらいの細部までのクオリティの高さと、時間のかけ方でしたよね

エンドロールで気づいたけど、やっぱり吉田修一。すばらしい作家。もちろん、俳優、演出家がすばらしいのだけど。最近の日本映画は面白い作品が多い。

髭なくなってルー良かった。国宝すごく良くて途中からずっと泣いてしまった。

7:20 国宝の話を聞きたくて見始めたら初期値の話になり大変刺さりました…
悪く言うとサボり癖が付いて、頑張らないことを覚えることが良いのか、自分にも問うて日々生活したいです。
ちなみに市川團十郎さんが観た感想でもおっしゃっていましたが、あれでも全然緩いそうです…

団十郎さんは、お稽古はもっと厳しかったと仰っていましたね。

ナダルとか体現してますよねぇ

又吉さんの、言葉の切れ味が悪いね。どうしたんだろう又吉さん。「国宝」を観て、何かをくらってしまったのは伝わるけど、本映画の本質とだいぶ外れた内容を長々と話してる。結局、くらったという感動の、何も伝わってこなかった。本当に「国宝」を観て、自分が落ち込んでしまったという話に終始してるみたい。話が、長過ぎるし、ここでは、又吉さんのサッカーの話なんかじゃ、伝わるものも伝わらないでしょうが。又吉さんの、作家目線のキレの良いコメントを期待してしまった。

映画館だけど普通に歌舞伎みてると錯覚して拍手しそうになったわ

覇王別姫を見たときと同じ衝撃を感じました…｡全てが圧巻の一言に尽きます。監督、俳優、スタッフのみなさまお疲れ様でした。

又吉さんの大ファンです。
又吉さんの言葉が好きで、間や、優しさも、問いも、いつも釘付けです。
国宝観ました。

あれ？　又吉さん、堅気と堅気じゃない種類の人間の差の話は、春江と俊介の失踪の段で吉田修一さんの原作にちゃんと描いていますけど、それを読んだ上で映画版の修行の話をあえてそうおっしゃっているんですか？

頑張り過ぎないことが主流になっているけど、疑ってる部分があるんですよ、
と言うところ。作家又吉直樹を私が信じられる理由がこれだと思った。
優しく見える世界は平等ではない、実はそうなんですよね、深い。

初期値のお話、本当によく解ります
数年前にキエフバレイ団のドキュメンタリーを観たんですよ
そこでは身長180cm以上の美しいロシア人の青年と165cmくらいのアジア人の青年がクローズアップされていました
二人とも勿論努力家なのですが、ロシア人は初期値が高く何でも直ぐに出来るようになるのですが自分の容姿や能力を過信して我が儘で監督の言うことを聞きません
対してアジア人は身を切るような努力をし真面目で監督の期待に応えようと様々なことを我慢して耐え抜くんです
勿論ロシア人も他の生徒に比べればとても素晴らしいのですが、アジア人の実力は群を抜いているのです…しかし主役を獲得するのはロシア人でアジア人は主役を与えられることは一度もありませんでした
それを尋ねたインタビュアーに監督は「彼(アジア人)の技術は素晴らしいが彼が主役を獲ることは永遠にないだろう…何故ならバレエで描かれているのはヨーロッパ人の物語であり登場人物はヨーロッパ人であることが不可欠だからだ」と答えました
その言葉に衝撃を受けましたが、監督の言っていることは最もだと感じました…何もかもをポリコレを気にして出演者を決めていたらめちゃめちゃになってしまいます
それと同時に、人間には努力では越えられない人種とか容姿とか身長とかそういう初期値があるのだなと残酷さを思い知らされました
アジア人は卒業後もキエフに残ることを決め、ロシア人は半ば追い出されるような形でキエフを出てしかしその恵まれた容姿と実力で直ぐに他の有名バレエ団のオーディションに受かりました
その後、彼等がどうなったのか時々思い出していたので、又吉さんの初期値のお話を聞いて複雑な気持ちになりました

色んな方々が書かれているように、僕も又吉さんから発せられた「くらった」という表現がとても腑に落ちます。
いい映画、とか美しいとか感動するとか様々な要素が詰まり過ぎていて、果たしてこの作品の魅力を簡潔に述べよ、と言われたら一言で表せる言葉が見つからず悩んでしまいました。
ただ観終わった後、凄まじく圧倒的な感は僕の中に残りました。
本物の歌舞伎やお能など芸事の世界はとても厳しく生半可な気持ちではやっていけないでしょうが、映画＝フィクションでも、今作を作り上げたスタッフや俳優陣の皆さん方の本気もビンビン響いてきてまるでライブを観ているような感覚になりました。
そして又吉さんのご感想を伺い、より深まるものがあります。
再び劇場で観てみようと思います。

「たかが伝統芸能、芸術ごときの上達のためにあんなにもたくさんの人を傷つけ、時間を奪い、不幸にしてもいいものだろうか」と問いながら見ました。
鑑賞後の結論としては「あの凄さの前ではしょうがないかも」になったんですが、しばらくすると「本当にそうだろうか」とまた結論を再考したくなりました。

俊ぼんなw又吉の最初の一言めちゃくちゃ共感！感情が揺さぶられた！何日か引きずったし。物凄く引き込まれて水分を摂るのも忘れてたw田中泯さんはヤバかったな！

カメラマンとのシーンが陳腐だった。母親はそれで良いって言って喜久雄に近づいたのに。それも血縁とはの一片だと思うけど。
もしかしてこのシーンが又吉さんの印象的なシーンだったのかな。

おじいちゃんの吉澤亮が若すぎるとこで笑った

田中泯さんも、すごかった…

映像と演技は凄かったけど、ストーリーは予測できたし無駄に長くてつまらなかった私はおかしいのかな…
特に後半は苦痛だった

扱き=平等なチャンス、は面白い

観た後、思わず友達に知らせたくなる、素晴らしい映画でした。特に、田中泯さんの存在が光ってました。またカメラワーク？監督が素晴らしいのかな？泥臭くなるはずの画面が、とても綺麗、爽やかささえ感じました。

怒られたくないから渋々であれやるようになる…ところから身につくみたいなものもあるし、あとあと考えればあの時言ってくれてよかったと思うことも多いからなぁけど暴力暴言はダメよなぁと思っていたところの、初期値のお話。すごく腑に落ちました。ほんとそうですね。

又吉さん、そんな昔のような大きな声では言えない暴言の世界、、今もありますよ！
それは「受験」です。主に小学校受験、中学受験です。この世界は、良い学校に入る（高偏差値）には才能とか、平凡とかはどーでもいい親の狂気と子供への虐待さながらの世界が健在です。しかも、そこにお金が絡みます。それはそれは親が嵌ると凄まじい世界です。もう二度とごめんですね。

実際、裏側では人間国宝になるためにドロドロしてるところがありますよ。
実力のない人間が名門である故に人間国宝になっているケースもあります。
それだけ人間国宝という肩書に価値があるのです。

私も鑑賞後おもしろいと言うよりこれはくらったなと思いました。ぶん殴られた。2回目見ます！

「優しく見える世界は平等でない」考えさせられる言葉ですね。
実際、極限まで追い込まれてからの成長ってあるもの。

スタート地点の初期値（物ではなく持って生まれた才能）でほぼ決まると夢も希望もない事を思っています。頭抜きにでる人間は練習好きです。努力を努力と思わず楽しみます。誰にも教えて貰わずとも上手いやつの動きを見て盗めます。ここまでは努力でも、その先に頭出してくる人は持って生まれた才能、リズム感、耳の良さ、骨格のバランス、、、持ってます。羨ましかったです。

ダンス教えててプロになれる人は100人教えてて1人いるかいないか、その子は手取り足取り教えたわけでは無いのに知らない間に勝手に人の動き盗んで1人で上手になっています。

最後の最後は血より才能

糖尿病って怖いねっていう映画ですよね笑

改めて、もう一度観に行きたいと思う…………3時間引き込まれて静まり返る劇場でした

「くらった」と言う言葉、とても腑に落ちました。
友達に感想を聞かれて上手く表現出来なかったけど、そうそうこの言葉！とても共感しました。さすがですね又吉さん、言葉のセンス好きです。

映画見た後に原作の小説を読んでもっと深く知りたいと思いました

本日２回目をみてきました。１回目は素通りしてた吉沢亮くんの演技力に頭打ちされました。圧巻すぎて
本物すぎて比較なんておそれおおくて
又吉さんの落ち込む気持ちわかります

ババンババンパイアの吉沢亮との温度差が激しすぎて面白いので、ヴァンパイア🧛の吉沢亮もよろしくお願いいたします🤲

私も見終わった後、色々凄くてエンドロール後も呆然としてしまって映画館スタッフのひとが迷惑そうな顔してるのに気づいてハッと急いで退館しました😂💦

確かに良い映画でしたが、ただただ〝重い〟です。又吉さんの評価は僕の評価に近いですね。歌舞伎を舞台にしてるだけあって、メインに有名どころの役者を揃えての様式美で自ずと良い作品になるのは当然ですが、内容より吉沢くんの演技が良すぎて圧倒されましたね。きっと同年代の同じく〝仮面ライダー〟上がりの俳優さん達が彼に嫉妬するだろうなと思う、嫌らしい言い方をすれば〝得〟な役です。これを演ったことで他の売れっ子の若手から頭一つ抜きん出た感がします。また観たいですね。しかし内容に関してはツッコミどころは正直所々有りました。まあでも原作のある映画ですから。

優しく見える世界は平等ではない
そんな気づきを得られるところが素晴らしいです。

貧富の差が初期値の差…そんな世の中悲しいわ😢

初期値がほぼ全てを決めると
、還暦を迎える今、思っています。負けないけど。

２回観ました！美しくて凄くて恐ろしくて２回目見る時、何故か躊躇しました…複雑な感情？感覚がありずっと「曾根崎心中」の「お初」のセリフがリピートされます😅
余韻がすごいです！
3時間ちゃんと観切れるか心配でした（トイレで立席、眠気…）が、すぐに引き込まれて飲食もおろか尿意をも感じない素晴らしい作品でした！
3時間がこんなにあっという間…初めての体験でした。
２回目を観るのに躊躇したのは（でも絶対に観たいし、怖いけど世界観に浸りたい）くらったからなんですね！
この作品は是非劇場で観ていただきたいですね😊
知り合いに「2人が本当に凄かった！」申し訳ないくらい浅い言葉ですが、翌日観に行ってくらったそうです！笑
一緒に余韻に浸っているところです😊✨

吉沢亮さんのトラブルの時、アイリスオーヤマがいち早く不問の声明を出してくれていて、今さらですがお礼を言いたいです。この素晴らしい映画が上映されて、大勢の方達を感動の嵐に巻き込んで、それがまだまだ続きそうな事が本当に嬉しいです。エンドロールで流れていた物凄く多くの協力企業、施設、協力者の方が報われて大変良かった…と思いました。

体罰や厳しい指導というかトレーニングいている人はいるでしょうけど
明らかに日本のスポーツや芸術は体罰がすたれ始めた以降のほうが世界で台頭していますね

環境は有利ですが結局、伸びる人、好きな人というのは自分自身の理想が高く
一番自分に厳しいので
他人が厳しくするのはノイズなんだと思います

最初は最後列だったのに見るたびにどんどん前の席で観る。映像を浴びたくなる。
脚本の練りも凄いです。

なんか涙が止まらなくなっちゃう、役者さんの演技がすごくて、３時間長く感じなかった。少年期も良かったです。

３時間があっという間に感じた
引き込まれて
安西先生……また国宝が観たいです………

初期値の話し、感動しました。
そして、国宝の話しの感じ方、表現の仕方に感動した。ピース又吉さん、流石だなーと思った。
他の国宝の解説の中にも良いこと言われる方いらっしゃったけど、ピースさん、違った観点からの表現が好きでした。