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【映画「TOUCH/タッチ」とは】
アイスランドでレストランを営むクリストファーは、コロナウイルスの世界的流行が始まった頃、初期の認知症の診断を受ける。医師に「やり残したこと」を問われた彼は、旅に出ることを決意する。50年前、学生時代を送るロンドンで出会い恋に落ちたミコを探すために。
彼女は、愛し合っている中、突然姿を消したのだった。クリストファーの雇い主でもあった日本料理店を営む父・高橋とともにー。
薄れゆく記憶と戦いながら、ロンドンを訪れたクリストファーは、高橋の店で共に働いていたヒトミから、一通の手紙を見せられる。その住所をたどり、クリストファーは日本を訪れ、東京を経て広島へと向かう。そして、時を超えた切ない真実が明らかになるー。(映画「TOUCH/タッチ」公式サイトより)
【スタッフ】
監督 バルタザール・コルマウクル
脚本 オーラフル・ヨーハン・オラフソン、バルタザール・コルマウクル
音楽 ホグニ・エギルソン
キャスティングディレクター 奈良橋陽子
【キャスト】
エギル・オラフソン 2020年のクリストファー役
Kōki, 1969年のミコ役
パルミ・コルマウクル 1969年のクリストファー役
本木雅弘 1969年の高橋役
中村雅俊 2020年の久多良木役
メグ・クボ 1969年のヒトミ役
【今回のモリケン解説】
・最愛の恋人はなぜ突然姿を消したのか?
・「広島」「被爆者」が暗示する悲劇
・木村拓哉の次女Kokiがラブシーンを熱演
・現代の日本にどんな秘密が待っているのか?
【日刊ゲンダイ連載「孤独のキネマ」での「TOUCH/タッチ」解説】
「広島」「被爆者」――50年前の恋人を探す男がたどりついた「別れの真相」(森田 健司)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/366592
【モリケンってこんな人】
森田 健司(もりた けんじ)
映画評論家、日本歴史時代作家協会理事。
1958年、大分県生まれ。法政大学経済学部卒。編集プロダクション、出版社を経て、91年から夕刊紙『日刊ゲンダイ』に記者として勤務。
映画コラム「観ずに死ねるか」「孤独の映画」「孤独のキネマ」で旧作を中心に洋画・邦画の紹介記事を執筆。
【公式サイト】
「モリケンの『孤独のキネマ』」(https://kodokunokinema.com)。
【著書】
「孤独のキネマ: 厳選108本+α」(松柏社)
https://amzn.asia/d/9zecwkw
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